結婚式場を決めるときには、ブライダル相談カウンターにサポートしてもらうのも一つの考えです。自分たちで式場のピックアップをして好みの式場を絞り込むのではなく、ブライダル相談カウンターに相談に行き、プロに相談しながら式場を絞り込んでいくことで、効率的に式場探しを進めていくことができます。
そんな素敵なサービス、ブライダル相談カウンターですが、ゼクシィやハナユメ、他にもたくさんのブライダル相談カウンターがあり、どれを選べばよいか分からなくなってしまいがちです。今回は、中でも特に人気の高い、「ハナユメ」と「ゼクシィ」に絞り、そのサービス内容や特徴を比較していきたいと思います。
もくじ
ブライダル相談カウンターのサービス内容はどこも大差なし
今回は、ゼクシィとハナユメに絞って紹介させていただきますが、実際ブライダル相談カウンターは他にもたくさんあります。ブライダル相談カウンターのサービス内容は基本的にどのサービスを利用しても変わりありません。
スタッフとのカウンセリングで候補の式場をピックアップ
ブライダル相談カウンターは、実際に来店し、そこにいるスタッフとカウンセリングをすることから始まります。お二人のお好みのテイストや、式場に求める条件を把握しふまえた上で、候補の式場を数カ所提案してくれます。
相談カウンターより式場に見学予約手配
実際に見に行ってみたいと思ったときには、直接結婚式場に見学に行く流れとなるのですが、このときも相談カウンターから予約の手配を行ってもらえるのでとても楽です。予約が取れたら気になる式場を早速見に行ってみましょう。
決定までの相談
式場をいくつか見学に行っても、なかなか決めきれず迷ってしまうケースもありますが、この間も相談カウンターのサービスは受けられます。迷っている原因を知り、最終的にどの式場が一番おふたりにピッタリの式場なのかを見極めるお手伝いをしてくれるというわけです。

ハナユメとゼクシィはどちらを選ぶべき?その違いは一体何?

人気の高いハナユメと、ゼクシィですが、実際どちらを選べばよいのでしょうか。そもそもサービス内容自体は上記で触れたように、特に違いがないのであれば、何が違うのでしょうか。ここで、気になるハナユメとゼクシィの違いについてまとめてみたいと思います。
【違い①】相談カウンター(サロン)の店舗数の違い
まず、相談カウンターですから、来店して相談しなければなりません。となると、お住いのエリアに相談カウンターがあるのかないのかがまず大きく関わってきますよね。
まず、ゼクシィ相談カウンターに関しては、とにかく相談カウンターの数が多いです。次は、ハナユメとゼクシィ相談カウンンターの店舗数を比較してみましょう!
名称 | 店舗数 | エリア |
ハナユメ | 20店舗 | 九州・関西・東海・関東 |
ゼクシィ相談カウンター | 63店舗 | 全国 |
全国を網羅しており、そのカウンター数63カ所です。それに比べてハナユメのサロンの数は13カ所です。エリアも九州・関西・東海・関東のみですので、エリアによっては利用ができない場合もあるでしょう。
【違い②】取り扱い式場数の違い
相談カウンターは、まず結婚式場と提携をしており、提携先の式場をお客様に紹介するサービスなので、その取扱い式場は多ければ多いほど良いわけです。それでは、式場の提携数ではどのような差があるのかをみていきましょう!
名称 | 式場提携数 |
ハナユメ | 約2,500件 |
ゼクシィ相談カウンター | 約500件 |
ここでも、ゼクシィとハナユメでは大きな差があります。ゼクシィがおおよそ2500件を超える式場件数をもっているのに比べ、ハナユメは500件ほどとなりますので、比べ物になりません。もちろんエリアが限定されているのも大きな理由のひとつでしょう。ゼクシィは業界の中でも紹介可能な式場数が一番多いことで知られています。

【違い③】限定割引、お得プランの違い
相談カウンターを利用することによって、特典がもらえたり、値引きがあったり、とにかく何らかの形でお得に申し込めるというのは皆さんもきっと聞いたことがあるのではないでしょうか。もちろん、同じ式場に申し込むのに、方法によって特典が付いたり付かなかったりするのであれば、確実にお得な方で申し込みたいと思うのは自然なことですよね。
ハナユメには「ハナユメ割」という最大の魅力があるプランがあります。
- ドレス1着プレゼント
- ドレス、お料理の割引
- 新郎新婦の衣装代割引
- 挙式場の使用量割引
- 会場装飾割引
- お料理グレードアップ
- プロジェクター、音響の使用量割引
- 商品券(マネーゲーム)のプレゼント
※式場によって「ハナユメ割」の内容が変わります
ゼクシィにも「花嫁割」というものがあり、割引やプレゼントを行なっています。
- 挙式料が無料
- 挙式料が50%OFF
- ゲストの料理をグレードアップ
- 引出物グレードアップ
- 新郎新婦のドレス・タキシード無料
- 和装前撮りプレゼント
- 選べる限定特典
※式場によって「花嫁割」の内容が変わります
上記で紹介している「ハナユメ割」「花嫁割」の内容は一部だけ紹介しているので、まだまだ割引対象になる項目があります。
このお得プランについては、ハナユメの勝ちです。なぜかというと、ゼクシィにも割引が適応されることがありますが、ハナユメのそれとは数も種類も全く違います。ハナユメはどちらかというと、「よりお得に」という部分に力を入れている相談カウンターですから、お得に申し込むのであればハナユメの方がおすすめですね。
【違い④】キャンペーン金額の違い

ハナユメ、ゼクシィ相談カウンター両社ともにキャンペーンを実施しており、このキャンペーンは商品券(電子マネーの場合もある)をプレゼントしてくれるという、とってもお得なキャンペーンなので、式場を探すだけでも貰えるならもらっておいた方がいいですよね?
しかし、ハナユメとゼクシィ相談カウンターではキャンペーンの金額が異なり、ランクアップする金額も違ってきます。それでは、キャンペーンの金額とランクアップ金額の違いを見ていきましょう!
ハナユメ | ゼクシィ相談カウンター |
1会場の参加で15,000円 | 1会場の参加で5,000円 |
2会場の参加で25,000円 | 1会場の参加で30,000円 |
3会場の参加で35,000円 | 1会場の参加で40,000円 |
相談デスク利用で+5,000円(相談デスク利用なしで式場予約でも+5,000円) | 相談デスク予約は対象外 |
ハナユメは1会場で15,000円の商品券がプレゼントされ、ゼクシィ相談カウンターでは1会場5,000円の商品券をプレゼントされます。この時点で差額は10,000円と大きく差が開いていますが、2会場、3会場と見学する式場を増やすごとにゼクシィ相談カウンターはランクアップする金額が大きくなり、合計40,000円もの商品券をプレゼントされることになるのです。
ハナユメは3会場で35,000円の商品券をプレゼントされるので、合計としては大差がなく、1会場でもらえる金額の差が大きいので、ハナユメの方が見学する入り口として優しいことがわかります。
しかし、式場見学を1件だけで済ませる方は少ないと思いますし、最終的に3会場見学する方が多いことを考えると、ゼクシィ相談カウンターの方がお得感が強いです。

【違い⑤】海外ウエディング
日本で挙式をあげる以外に注目されているのは「海外挙式」です。「ハワイで挙式を上げてきた」という話をたまにくことが増えてきましたが、今、海外で挙式をあげるカップルが多くなっているのです。
もちろん、ハナユメとゼクシィ相談カウンターでも海外挙式ができる式場と提携していますが、その提携数に差がありますし、提携している国の数も異なります。それでは、その提携数とエリアを比べて見ましょう!
名称 | 提携数(海外) | 海外エリア |
ハナユメ | 38式場 | ハワイ、グアム、サイパン、ミクロネシア、バリ、オーストラリア |
ゼクシィ相談カウンター | 385式場 | ハワイ・グアム・サイパン・ミクロネシア・バリ・アジア・オーストラリア・ニュージーランド・タヒチ・フィジー・ニューカレドニア・モルディブ・ヨーロッパ・アメリカカリブ |
式場提携数、エリア数ともにゼクシィの勝ちという結果となります。やはり、世界という規模でいうとゼクシィの方が上ということがわかりますね。ハナユメも海外挙式のプランを要しているのですが、その数はゼクシィに完敗という形です。
ハナユメで申し込むとなぜお得?
お得に申し込める、と簡単に言いましたが、具体的にはどのようにお得になるのかについてここからはお話していきましょう。まず、大きく下記の3つのパターンに分けられます。
【パターン①】ハナユメ経由の式場見学をすればそれだけで特典の対象になる
まず、ハナユメに相談に行き、そこから式場見学の予約を手配してもらい、式場見学をするだけで特典がもらえます。この特典は電子マネーとして支払われるのですが、1カ所の式場見学、2カ所の式場見学、そして3カ所の式場見学まで特典がステップアップしていくので、見れば見るほどお得ということになります。普通に式場見学に行ってもこのような特典はもらえませんので、どうせならハナユメ経由で申し込みましょう。
【パターン②】式まで半年を切ってからの式場予約で「ハナユメ割」適応

ハナユメのホームページを見ると、ハナユメ割という言葉を目にしますが、これこそが一番お得に申し込みができる方法です。結婚式まで半年を切った予約の場合、ハナユメ割の適応が出来ることが多いです。
【パターン③】条件が合えば使える、様々な限定プラン
さらに、ハナユメにはハナユメにしかない限定プランも各種用意されています。人数や挙式時期など、全ての条件がマッチしなければ使えませんが、いろいろなプランがあるので、きっと「これなら使えそう!」というお得プランが見つかるでしょう。
ハナユメ定額プランというのも、おすすめのプランのひとつです。このプランで申し込む場合は、料金が定額(後からどんどん追加料金がかかる心配はない)であることに加え、なんと挙式費用の後払いまで可能になります。結婚式はお金がかかることですから、やはり後払いが出来るというのは大きな安心につながります。
結論:「どっちがお得なのか対決」はハナユメの勝ち!
ハナユメとゼクシィを比較してきましたが、今回の記事では「どっちがお得なのか」ということをテーマにしています。このテーマに基づいて、どっちがお得なのかと言いますと「ハナユメ」です。
少しでも費用を抑えたい方はハナユメ割を利用した方が断然お得になります。もちろん、ゼクシィ相談カウンターにも花嫁割がありますが、ハナユメの方が割引される項目が豊富なので、割引をメインに考えているカップルにはオススメなのです。
- 費用を抑えたいカップルはハナユメ
- サービス、場所にこだわりたいカップルはゼクシィ
上記のように考えてもらえれば、自分たちがどちらを利用した方が良いのかがわかってもらえるかと思います。そして、この記事の内容としまして、ハナユメがお得という結論になりました!
少しでも結婚式の費用をお臍帯とお考えのカップルは、ハナユメを利用してみてはどうでしょうか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、ハナユメとゼクシィのどちらがお得か、という点に絞ってお話ししたので、ハナユメに軍配が上がりました。しかし、ゼクシィはやはり業界最大手で人気もあります。お住いのエリアに、ハナユメとゼクシィの両方のカウンターがある場合は、どちらも相談に行ってみるのが良いでしょう。
お得に申し込むことはもちろん大切なポイントですが、それ以上に大切なのは、お二人にピッタリの式場を見つけることです。相談してみて、
- どちらが話がしやすかったか
- 提案内容に納得できたか
という点も見極めると間違いありません。
まずは挙式の時期だけ先にお二人で決めてください。そこから先は相談カウンターに出向いて、相談しながら式場を絞り込んでいくと良いでしょう。最高の結婚式場にめぐり合えますように。皆さんの式場探し、心より応援しています!

まゆ / 元ブライダルプランナー

最新記事 by まゆ / 元ブライダルプランナー (全て見る)
- おすすめのオンライン子供英会話3選!自宅でバイリンガルキッズを育てよう - 2020年6月10日
- 出会い目的の習い事に「英会話教室」をおすすめする5つの理由 - 2020年2月11日
- ハナユメ割は半年以内の結婚式で適応!半年以上先はどうなるの? - 2020年1月21日