結婚相手がバツイチの場合に、よく問題になるのが「結婚式をどうするのか」という点です。2回目の結婚ともなると、彼の方は結婚式をしたがらない、でもあなたは結婚式がしたい、こういう意見の相違はありがちですよね。結婚式は一生に一度の思い出となる一大イベントですから、やはりしないよりはした方が圧倒的にいいのです。
今回は、元ウエディングプランナーの私から、バツイチでも気後れしない、プライベート感たっぷりの結婚式について紹介したいと思います。
もくじ
結婚式を諦めかけているあなたに知ってほしいこと
まず、「結婚式はしなくても良いかな・・・彼も乗り気じゃないし」と思っているそこのあなたに、どうしても伝えたいことがあります。それは、「結婚式は思っているよりもすごく感動的な素晴らしいもの」であるということです。結婚式に参列した経験、きっと皆さんもありますよね。結婚式がどのような物かイメージができない人はきっと一人もいないはずです。
きっとこう思う人もいるのではないでしょうか。
「結婚式って、どれも似たようなものだし、別にあまり興味がないから自分はいいや」と。
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ですが、ちょっと待ってください!
結婚式に参列するのと、あなた自身が結婚式を挙げるのとでは話が違います。
そして、ご家族のことを考えてみてください。例えばあなたの親御さんは、あなたのウエディングドレス姿を見たいと思っていると思いませんか?口には出さずとも、どんな親でも我が子の晴れ姿は見たいものです。結婚式は案外、親孝行のためでもあるのです。
だからこそ、今一度結婚式の重要性について、見つめなおしてみて欲しいのです。
彼がバツイチで結婚式をしたがらない場合におすすめの結婚式のスタイル
それでは、彼の方が結婚式をしたがらずにいる場合に「どのような方法がおすすめできるか」という話に入っていきましょう。彼にしてみれば一度は経験している結婚式です。
「皆の前で永遠の愛を誓い、盛大に式を挙げて数年後に離婚してしまった・・・」こういう過去を考えると、彼にとっては「結婚式はもうたくさん」と思う気持ちも分からなくもありません。
ですが、結婚式には皆さんが思っているよりもたくさんのスタイルがあるのです。バツイチであっても高齢であっても、「こういう結婚式なら私たちにも合っているかも」という結婚式は必ず見つかります。

海外での結婚式
海外挙式と言えば、芸能人が盛大にハワイで挙げたりしている姿が思い浮かぶと思うのですが、案外一般人にも人気のスタイルなのです。海外挙式は、ハネムーンとセットでできることもあり、意外にもひっそりとアットホームにできる結婚式スタイルの代表格です。
特に、おすすめできるポイントとして、「親兄弟を海外旅行に連れていくことで親孝行になる」という点が挙げられます。結婚というのは家族と家族がひとつになることですから、お互いの家族にいい思い出を作ってもらうという意味で、海外挙式はとても理にかなっているのです。家族同士で海外旅行に行くなんて、普通ではなかなか実現できないことですからね。
特に、国内挙式の場合はやはり友人や会社の人たちも招待して、盛大に行うことが多いものです。ですが、それに比較して、海外挙式となると、招待できるメンバーはかなり限られ、多くの場合が少人数で家族のみの結婚式になるのです。
国内で家族だけの結婚式
もうひとつのおすすめスタイルが、家族だけの結婚式を国内で行うという方法です。家族だけですので、両親と兄弟のみを招待しての結婚式です。もちろんきちんとウエディングドレスは着ます。
そんなに少ない人数で結婚式をするなら、食事会だけでもいいのではないか、と思う人もいるかもしれませんが、そうではありません。食事会をすることと結婚式を挙げることは全く別のことなのです。なぜなら、結婚式ですから、きちんとキリスト教式もしくは神前式にて「挙式」を挙げるという行程が含まれており、これによって一気に「結婚した実感」が湧くのです。あなたのご両親にとっても、これを見ると見ないとでは全く違います。
バツイチ男性が結婚式を断固拒否する場合の対策法
何を調べても、結局は彼が結婚式に前向きになってくれなければ、結婚式は実現しません。ここで「結婚式をかたくなにしたがらない彼をどう説得するか」という問題が出てきますよね。

【説得方法その①】あなたのご両親の意向だと伝える
やはり、効き目抜群なのが「親が言ってるから」という言い分です。彼の方は、バツイチでもまた再婚できるというハッピーな状況にありながら、自分のわがままで結婚式を挙げたくないと言っていることに対して多少なりとも罪悪感があるものですから、ここにさらに彼女の親まで出てくると、もはや降参するしかありません。
【説得方法その②】ウエディングドレスを着るのが子供のころの夢だったと伝える
「子どものころからウエディングドレスが着たかった、それが夢だった」と彼に訴えてみるのも効果的です。女性なら誰でもドレスに憧れがあるものですし、ドレスを着てみたいという気持ちは男性には分かることではありません。バツイチの男性からしてみれば、「バツイチの自分と結婚すると言ってくれている彼女の、せめてもの願いを叶えてあげるべき」だと思い始めるのはごく自然のことです。
【説得方法その③】二人だけでも式が挙げたいと言ってみる
ちょっと嘘になるかもしれませんが、二人だけでも良いから結婚式を挙げたいと言ってみるのはいかがでしょうか。彼が結婚式を嫌がるのは、「大勢の前で盛大に式を挙げて離婚した過去がある」からです。この「大勢の前で」という部分が一番引っかかっているのは明白です。
ここで、二人だけでも良いから結婚式をしたいと言えば、彼も少しは考えてくれるでしょう。そして、彼がOKしてくれたら、そこからは上手く「うちの親がどうしても私の晴れ姿が見たいって聞かなくて・・」とご両親が参列したがっている旨を伝えてみましょう。

まとめ
いくら相手がバツイチでも、あなたにとっては初めての結婚です。ここであなたが遠慮して結婚式を諦める必要はありません。そして何よりも、結婚式って本当に感動しますし、とにかく「やってよかった!本当にあきらめないでよかった」と思えるものなのです。それだけあなたの記憶に深く残りますし、永遠に思い出となり続けるのが結婚式です。
せっかく愛する彼と結婚が決まったのです。ここで節目としてきちんと結婚式を挙げましょう。大勢で盛大に祝うだけが結婚式ではありません。海外挙式でも、家族だけの結婚式でも、何でも良いのです。最高の親孝行にもなるでしょう。永遠に残る素晴らしい思い出は、あなたの人生の宝物になるに違いありません。

まゆ / 元ブライダルプランナー

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