結婚式を挙げたい!となったときに、一体何から始めれば良いのか、何をどうすれば良いのか、何せ初めてで何も分からず途方に暮れる気持ち、とっても分かります!一生に一度の大切なイベントだからこそ、きちんと準備したいものですよね。
私は長いことウエディングプランナーとして結婚式のお手伝いをしてきました。だからこそ、そんな皆さんに教えてあげられることがたくさんあります!今回はまず、結婚式の準備期間について細かくまとめていきたいと思います。
もくじ
結婚が決まったら・・・まず結婚式の日どりを決めよう!
結婚することが決まったら、結婚式をいつ頃挙げたいかを先に決めてしまいましょう。
この時に「そうは言ってもいつくらいにすればいいの?」と思う方もいらっしゃると思うので念のためにお伝えしておくと、結婚式の準備自体は最速で3か月あれば可能です。なので、もしも結婚式を挙げる時期を検討していて、早い方がおふたりにとって都合がよいようであれば、3か月の準備期間が確保できれば良いということを覚えておきましょう。
結婚式の準備はいつまでに何をする?
結婚式の準備は、基本的にいつごろまでに何を済ませるということが決まっていますから、ここではそれについてお話しておきたいと思います。
結婚が決まってからすぐすること
先ほどお話ししたように、結婚が決まってから結婚式の日どりを決めることはすぐにした方が良いでしょう。まず日どり(日どりまでいかなくとも時期は明確に)が決まればそこから結婚式場を探すということを始めればよいのです。
結婚式場の予約は多くの式場で一年前から可能となっており、一年先の結婚式の予約を先に済ませることが出来るというわけです。結婚式場の予約を早くしておくことにもメリットがあります。それは、下記の3つです。
希望の日時の予約が取りやすい
まず、結婚式をするにあたって、やはり人気の日程と言うのがあるのをご存知でしょうか。例えば、時期的には暑くもなく寒くもない春もしくは秋。そして土日の中でもお日柄の良い「大安」「友引」の日程はとっても人気があります。
更には土曜日であれば午後の挙式、日曜日であれば午前中の挙式がとても人気が高く、これらの条件を考えて日程を絞っていくと、結婚式の候補日はたくさんあるようで全然そんなことはないのです。だからこそ、良い日時で予約をしようと思えば、早い方がいいというわけです。
結婚式のイメージを膨らませられる
結婚式場の予約が早く完了していれば、それだけ結婚式に対するイメージを膨らませることが出来るのです。こんな結婚式にしたいな、というような理想の結婚式イメージをどんどん膨らませていける、時間があるからこそ出来ることですね。
ギリギリに式場を決定すると、やはりそのような心の余裕がないので、どうしても結婚式の準備が作業になってしまいがちです。

準備に余裕が持てる
結婚式の準備にはたくさんすることがあるのですが、その中のほとんどは、「早めに手を付けておくことが出来ない」ことばかりです。早ければ全部早めにやっておけるかと言うとそういうわけではないのです。ですが、心の持ちようが変わってきますよね。時間的に余裕があればゆっくりと結婚式について考えることもできるのですから。
早く出来ることと言えば、衣装合わせくらいでしょうか。ですが、衣装合わせに関しても早くスタートするメリットがあります。今の時代ほとんどの方がレンタルの衣装を利用されます。これも言ってみれば早い者勝ちなのです。
結婚式場決定~式の4か月前頃まで
さて、次は結婚式場を決定してから、結婚式の4か月前までの期間にするべきことについてです。結婚式場の予約をしたタイミングが結婚式の半年前の人もいれば、1年前の人もいるでしょう。ですが皆さん、結婚式の3,4か月前まで、ウエディングプランナーとの打ち合わせは始まらないことがほとんどです。
ですので、この間は特に準備を進めることは出来ないのですが、先ほども触れたように、衣装に関しては早めに動くことが出来ます。結婚式において、衣装はとっても大切なアイテムです。どんなウエディングドレスが着たいか、女性なら誰しもがこだわりたいところですよね。
この衣装合わせに関しては、極端な話挙式まで1年ほど期間がある状態でも先に決めておくことが出来ます。何度も心行くまで試着に来店し、運命の一着を決めましょう!
大切なのは、ウエディングプランナーとの打ち合わせが始まるまでに、ドレスが決定していることが重要です。理由は、ウエディングドレスが決まっていなければ、決定することが出来ないアイテムがたくさんあるからです。
結婚式の3,4か月前から2か月前
さて、ここになると、ウエディングプランナーとの打ち合わせがいよいよ始まっていくわけです。担当プランナーと実際に対面で会って打ち合わせをするのですが、この初回の打ち合わせで決めることは主に招待状についてです。招待状は挙式の2か月前には発送するものです。なので初回の打ち合わせで招待状の部数やデザインを決めて、発送の準備に取り掛かるというわけです。
結婚式場によっては、この段階でもっと様々な内容も決定するところもありますが、多くの場合は3か月前の段階ではそれほど具体的な内容は決めません。お二人に知っていていただきたいことは、列席される方の人数ですね。

結婚式の2か月前から1か月前
2か月前になると2回目の打ち合わせが始まります。ウエディングプランナーとの2回目の打ち合わせの時には、多くのことを決めていきます。
この時お話しするのは
- お食事のコース
- 披露宴の流れ
- テーブルのコーディネート
- 新婦の持つお花のブーケのデザイン
などなどです。
打ち合わせの時に一通りお話をして、そこからは宿題にして持ち帰ることもたくさんあります。ですが、なるべくお打合せの段階で一旦決定しておくことをおすすめします。なぜならそうすることによって今の時点での概算のお見積もりももらえるからです。
結婚式の1か月前から2週間前
挙式の1か月前になると今度は招待状も返信が届きつつある状況ですから、席次表の作成に入らなければなりません。これがまた結構大変な作業になります。要は「誰にどこに座ってもらうかと言うテーブルの割り振り」を考えなければならないのです。
この人とこの人は仲が良いから同じテーブルで、と言うような塩梅で、結婚披露宴の時のお席を決めていってください。また、この時によくお二人が悩まれるのが、「肩書」です。「新郎会社上司」や、「新婦従弟」などの肩書は、人によってはとっても悩ましいです。あらかじめ早い段階で肩書については考えておくとスムーズにいくでしょう。
さらにこの時期には参列される方もおおよそ分かってきているので、引出物についても考えなくてはなりません。引き出物は人によってセットを変えたり、様々な方法がありますが、これもまた決めるのに時間を要するもののひとつですから、前もってイメージだけでも膨らませておくと良いでしょう。
結婚式の2週間前から当日
結婚式の2週間前というタイミングは、全てを決定するべきタイミングです。つまり2週間前に全部を決めるのです。ただここでひとつお伝えしておきたいことがあります。お料理の人数変更や、引出物の数など、あまりにも変更が多いとご自身も訳が分からなくなってしまいます。
なるべくなら1か月前に全てをきまっている状態にしておくことを強くおススメします。その後で変更があったとしてもそれはまだ2週間前くらいまではどこの式場でもほぼ対応できます。期日よりも少し余裕をもって先回りして全て決めていくのがおすすめです。
結婚式の準備を考えるといつ結婚式場を決めるのがベスト?
お話は戻りますが、結婚式の準備に関しては先ほどお伝えした通りです。これらのことを考えて、結論「結婚式場を決定するべき時期」というのは、「半年前までに決めておく」ことだと言えるでしょう。なぜなら、半年前に決まっていたら、プランナーとの打ち合わせが始まる前に、余裕をもって衣装合わせも出来ますし、ゲストのリストを作ることもできるでしょう。
もちろん3か月前に式場を決めても結婚式は出来ます。ですが、せっかくの結婚式ですから、慌てずに準備を進めていただきたいというのが元ウエディングプランナーのアドバイスです。
まとめ
誰しもが、初めての経験で分からないことだらけの結婚式。
- どんなことを準備していくのか
- いつ頃からスタートするのか
皆さん分からないまま手探りで何とかやっていくのです。ですが、大切なのはある程度の余裕を持つことです。時間的な余裕があれば結婚式に対しての想いが沸き上がります。
結婚式はカップルごとに色が違うものです。せっかくの結婚式、お二人らしいものにしていただきたいです。なんかいい結婚式だったね!とゲストの方々にも思ってもらえるような素敵な結婚式にしましょう!
皆さんの結婚式が、夢に見たような理想的な結婚式になりますよう、心より祈っております!

まゆ / 元ブライダルプランナー

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