ブライダルフェアに参加するときには、誰しもがたくさん写真を撮ることと思います、実はこれはとても重要なことで、ブライダルフェアの時にどれだけ写真を撮っておくかで、その後の式場検討の際にとても役に立つのです。
今回は元ウェディングプランナーの私から、「ブライダルフェアの時に撮っておくべき写真」についてお伝えしておきたいと思います。ぜひ参考にされてくださいね!
もくじ
【写真スポット①】外観
式場に到着した時に、まず外観を一枚写真におさめておきましょう。なぜかというと、やはり参列してくれるゲストが初めに目にするのは外観だからです。たしかに、一歩中に入ってしまうと気になることはないのですが、第一印象はとっても大切です。
【写真スポット②】エントランス・ロビー
こちらも、ゲスト目線のお話になるのですが、結婚式当日にお二人の結婚式に参列するゲストは、外観を見た後に、館内に足を踏み入れます。そこで大切なのがエントランスの雰囲気です。式場にもよりますが、結婚式当日は、式場のロビーで少しお待ちいただくこともありますし、全ての人たちが目にするのがこのエントランスやロビーのあたりですので、必ず写真に残しておきましょう。
【写真スポット③】チャペルまでの通路
結婚式当日に、一番緊張するのは恐らく結婚式ではないでしょうか。チャペルでの結婚式の時間、その時間はわずか20分ほどなのですが、とても緊張するものです。厳かな雰囲気の中、行われる結婚式ですから、チャペルまでの道のりもとても大切なのです。
なぜかというと、当日の新郎新婦は、そのチャペルまでの道のりを一歩一歩かみしめながら歩いていくのです。万が一その通路が、なんとなく落ち着かないような雰囲気だったり、現実感を感じさせるようなものであれば、あまり良くありません。チャペルへと続く道は、意外と重要なポイントなのです。

【写真スポット④】チャペル
結婚式を行うチャペルは、とても大切な場所です。披露宴の方が時間にするとうんと長いのですが、そうは言ってもチャペルは大切です。結婚式をどのような雰囲気の中で行うのかによって、結婚式自体の雰囲気も変わってきますからね。ここではどのような写真を撮っておけばよいのでしょうか。そのポイントをまとめていきましょう。
チャペル撮影で撮るべき写真①扉を開けてまっすぐバージンロードの先に祭壇を望むショット
まずチャペルに通されたら、扉の前に立ちます。そして、扉が開かれるとそこからまっすぐに伸びたバージンロード、その先には祭壇があるのですが、まずはここで1枚撮っておきましょう。これこそがチャペルの全体像ですから、これは必ず撮っておかなければなりません。
ここを歩く瞬間というのは、結婚式の一日の中でも一番思い出に強く残る瞬間です。バージンロードの見え方、距離感を、後から振り返ることができるように写真にきちんと残しておきましょうね。
チャペル撮影で撮るべき写真②列席者が座るベンチに座って祭壇を望むショット
意外とうっかりするのですが、チャペル撮影でゲスト目線の写真を撮ることも大切なのです。実際にゲスト席に座ってみること自体がまず重要で、ゲストからお二人がどのように見えているのかは、必ずゲスト目線で見ておかなければなりません。ここで記憶に残すために、何枚か撮影しておくことを忘れないようにしてくださいね。
チャペル撮影で撮るべき写真③祭壇側からゲスト側の方向を見るショット
そして、新郎新婦目線に戻りますが、一番前までバージンロードを歩いていくと、今度は祭壇側からゲスト側を望むアングルでチャペルを見渡すことができます。祭壇の前に立って、ゲストの方を見た時にどう見えるかはとても重要です。
- ゲストとの距離感
- 式場の大きさ
などを記憶するために、ここでも忘れずに撮影してください。
【写真スポット⑤】バンケット(パーティー会場)
さて、結婚式の一日において、一番長い時間を過ごすのが、披露宴です。披露宴自体は2時間から2時間半ほどありますので、やはりここで過ごす時間が結婚式全体のイメージを大きく左右することは言うまでもありません。バンケット撮影の際に、撮っておくべき写真についてまとめておきましょう。
バンケット撮影で撮るべき写真①一番後方の円卓に座って、新郎新婦のいる会場前方を撮影
披露宴会場の一番後方、両端の円卓に座ってもらうのは、お二人のご家族です。ご家族の席は一番末席と言われる、要は新郎新婦のいる前方から離れた場所になってしまいます。この位置からお二人の姿がどう見えるかも確認しておくべきでしょう。

バンケット撮影で撮るべき写真②会場全体の写真(なるべく引きで撮る)
バンケット会場はそれなりに広さがあります。ここをなるべく会場の隅から全体を含める形でのショットを一枚撮っておいてください。これは何のためかというと、広さを確認するためです。つまり、ブライダルフェアの時にはある程度の円卓が置かれていることと思うのですが、ここで円卓がいくつセットされていてその時の広さがどうなのかということを確認するためなのです。
バンケット撮影で撮るべき写真③新郎新婦席から会場を見渡すショット
バンケット前方に、新郎新婦用の席があるのが通常の結婚披露宴用のセッティングですが、この新郎新婦席から全体がどう見えるかも重要ですよね。新郎新婦は当日はほぼこの席にずっといるわけですから、そこから見渡した時に、きちんと全体が末席(親御様のお席)まで見えていないのは良くありません。
実際に新郎新婦席に座ってみて、そこから見える様子を写真に残しておきましょう。
自信のない人はムービーに頼るのもアリ!
実は、最近では割とブライダルフェアに参加する方が、ひたすら動画を撮影していることも珍しくありません。そして、動画というのは案外自分の目線で自分が動くように撮影していくので、雰囲気が分かりやすく、後で見返すときにも便利なのです。
本当は要所要所を写真で残しておく方が後から見返すときに便利なので、もちろんそれが一番なのですが、どうしても写真だと撮り忘れそうと思うのであれば、ムービーに頼るのも良いでしょう。
まとめ
多くの方が、複数の結婚式場のブライダルフェアに参加しますから、やはり後から検討しようと思った時に、写真で見比べることになるわけです。だからこそ、ブライダルフェアに参加した時にどのような写真を残しておくかという点は非常に重要になります。
どうしても、新郎新婦目線で式場の雰囲気、チャペルの雰囲気さえ分かれば良いと思いがちなのですが、それではゲストのためになりません。お二人の結婚式を楽しみに来てくださるゲストにも、満足してもらえるような式場に決めたいですよね。ポイントを押さえた式場撮影をしておくことで、ゲストも満足、お二人にもピッタリの式場を決定することができるでしょう。

まゆ / 元ブライダルプランナー

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