ブライダルフェアは、結婚式場を決定する過程で多くの方が参加するイベントです。このブライダルフェアに誰と参加するかを考えた時に、真っ先に思い浮かぶのは「パートナー」ですよね。もちろん、結婚相手と結婚式場の見学に行くことは一番自然流れですが、場合によってはそれが簡単ではないこともあります。
今回はブライダルフェアに、親と参加することについて、元プランナーが
- 注意点
- メリット
- デメリット
この3つについてお話していきたいと思います。
もくじ
ブライダルフェアはなぜ参加するべきなのか
ブライダルフェアというのは、通常の式場見学と違い、式場側が「見学にくるお客様たちにより雰囲気を伝えられるように準備している」状態を見ることが出来るため、とっても価値のあるイベントなのです。
つまり、式場見学に行っても、セッティングがなされていない会場を見学することになったり、結婚式が行われていて式場の一部が見れないというケースもありますが、ブライダルフェアにおいてはそれがないということなのです。
親と参加することのメリット
それでは、今回のテーマ、「親と参加するブライダルフェア」についてです。パートナーとの休みが合わないとか、都合がつかないなどの理由で、カップルでの参加が難しい場合には親との参加を考える人もいるでしょう。
【メリット①】親はあなたのことをよく分かっている
そもそも親は子供のことをよく理解しています。どういう雰囲気が我が子の結婚式に相応しいか、しっかり判断することが出来るのが親の力です。式場見学において、複数の式場で迷っている場合には親の意見を聞いてみるのも良い方法です。
こういったことを考えると、親とブライダルフェアに参加するというのは理にかなっていることなのです。
【メリット②】後から親に反対されることがない
式場を決めるとき、決めた後、どこかしらのタイミングで「親から反対される」という予想外の展開になるパターンがあります。その多くは「立地が悪い」とか、「雰囲気があまりよろしくない」とか、そういった理由によるものです。
せっかく気に入って式場を決めようとしたときに、親に反対されて白紙に戻るというケースはありますから、はじめから親をブライダルフェアに連れていくのはリスクを回避するためにもおすすめなのです。
【メリット③】金銭的な部分で支援してくれるかも
やはり我が子の大切な晴れ舞台ですから、親はなにかしら子供のためにしてあげたいと思うものです。結婚式に関しては、やはり高額な費用が掛かるものですから、金銭的な援助はとってもありがたいですよね。
もしあなたが気に入った式場が少し予算オーバーだったとしても、親が気に入ってくれていると、サポートしてくれるケースもあります。こういった意味でもブライダルフェアに親を参加さえておくのはいいのかもしれません。
親と参加する場合のデメリット
一方で、親と参加することによってのデメリットもないわけではありません。念のため親とブライダルフェアに参加する場合のデメリットについても触れておきましょう。
【デメリット①】あれこれと意見される
やはり、親というのはどうしてもあれこれとケチをつけたがるところがありますよね。自分はこれで良いと思っていても、親は「あっちも見た方が良いんじゃないの?」とか、「もっと考えた方が良いんじゃない?」とか口を出してきます。
これは結婚式場に関しても同じです。どうしても慎重に物事を決めたがるのが親世代ですから、あなたがもしその式場をすごく気に入っていたとしても、どうにかしてネガティブな点を見つけて水を差すようなことを言ってくることもあるでしょう。
【デメリット②】自分が気に入っても親が気に入らないと話が進まない
結婚式は新郎新婦が主役ですが、そうは言ってもゲストがあっての結婚式ですから、親の意見はとっても大切です。良くある話ですが、結婚式場を何度も見学に行き、ブライダルフェアにも参加し、複数の会場を比較してようやく決定したと思ったら、その後に親の反対で式場をキャンセルするというようなこともあるのです。
こういったケースの多くは、ロケーションが少し不便だったり、何かしらゲスト目線で見た時に不便な点があるときに起こります。親はやはり参列者目線で結婚式場を見ますので、新郎新婦が思いもしないようなことを考えていたりするものです。後からこのようなことにならないためにも、先に親の意見を知っておくことはとても大事です。
ただ、その一方で親の意見が厳しすぎて、自分としてはものすごくその式場を気に入っているのに、話を進められない、何ていうことも起こり得ますね。

【デメリット③】結局はパートナーを連れてもう一度く必要がある
言うまでもありませんが、一旦親とブライダルフェアに参加したとしても、結局はパートナーともう一度式場見学に来る必要があります。ですので、考え方によっては二度手間になってしまうとも言えるでしょう。
まあ、女性は基本的に式場見学が嫌いではないので、何度も足を運ぶことはそれほど苦にならないかもしれません。ですが、時間がかかるという点も考えると、何度も何度も式場見学に時間を割くのはあまり喜ばしいことではないですよね。
結論:親との参加は大いにアリ!親を味方につけて今後スムーズに準備出来るようにしよう!
結論を言うと、ブライダルフェアに親と参加するというのは全然問題ありませんし、むしろメリットがたくさんあります。結婚式のことになると、ついつい自分たちのことばかり考えてしまいがちですが、結婚式は親孝行の場でもあります。親にも喜んでもらえる結婚式場をチョイスするためには、親を連れていくというのはとてもいい考えだと言えるでしょう。
結婚式場を見るときも、自分の味方と、親目線の見方は違います。やはり、いろんな方向から多面的に見ることができると、その結婚式場が本当に自分に合っているのかどうかの判断もしやすくなりますよね。そして、何よりも親がその式場をすごく気に入ってくれたとしたら、これは最高です。
結婚式の費用は、新郎新婦でどうにか工面するものですが、親からの援助があるケースも多いです。もしも親がその結婚式場を気に入ってくれたとしたら、その場合はそういった金銭面の援助も得られやすくなります。

まとめ
ブライダルフェアは、基本的にはカップルで参加するものです。ですが、カップルで参加しなければいけないというルールはありません。日程の調整が出来ないなど、どうしても一緒に参加できない場合には、代理を見つけましょう。その中でも親と一緒に参加するということは、後々のことを考えると、とてもいい方法です。
もし、ブライダルフェアに行きたいけれど、彼と日程が合わせられずに、なかなか行けなくて悩んでいるのであれば、是非親を誘ってみるのもいいでしょう!まずは見てみることです。ブライダルフェアに参加することで、頭の中にある、その式場のイメージを一気にリアルなものにすることができます。


まゆ / 元ブライダルプランナー

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