ブライダルフェアでもらう見積もりを見るときの注意点

結婚式【豆知識】
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まゆ / 元ブライダルプランナー

ブライダル関連のお仕事の経験があり、数々の結婚式をプロデュースしてきました。「結婚式」という関連から婚活、メイクにも詳しくなり、記事にさせていただいております。”結婚式関連”のことならお任せください!海外旅行が好きで、英語が得意です。

ブライダルフェアに参加すると、そのときに「概算の見積もり」をもらうことができますが、皆さんはこれの見方を正しく理解していますでしょうか。実はこの見積もりには、たくさんのトラップがしかけられており、うっかり見落とすとあとで「こんなはずじゃなかった!」というとんでもないことになってしまい兼ねません。

今回は、元ウエディングプランナーの私から、ブライダルフェアでもらう見積もりを見るときに注意すべき点を5つ、お伝えしていきたいと思います。

まゆ
ぜひ参考になさってくださいね!

【注意点①】見積もりは”正しいゲスト人数”で計算されているか

見積もりに、ゲストの人数が反映されているというのは当然のことなのですが、ブライダルフェアのときにはあまり細かく話ができず「とりあえず〇〇名の場合」というようなお見積もりで勝手に作成されてしまうこともあります。結婚式にかかる費用が大きく変わるのは、ゲスト人数が何名なのか、これによって変わるので人数はとても重要です。

こちらから必ずはっきりと「〇〇名ほどで考えています」と伝え、それに合ったお見積もりを出してもらいましょう。

極端な話ですが、40名の結婚式と70名の結婚式では全く金額が変わります。結婚式場にもよりますが、ゲストひとりあたりにかかる費用はおおよそ2万円から4万円と言われていますので、30名ゲスト人数が違うと金額の差は60万円から120万円にもなります。これほどまでに誤差が出てしまうと、もはやきちんと比較検討することさえできなくなってしまいます。

【注意点②】ドレスは”自分が着用したい点数”含まれているか

もちろん、結婚式場側からすれば見積もりは安く見せたいと考えていますから、最低限の内容で「概算見積り」を作成することがほとんどです。中でも多いのが「ウエディングドレス1点のみしか含まれておらず、カラードレスや和装分は全く含まれていない」という見積もりです。

ほとんどの人たちがドレスは2点もしくはドレス1点プラス和装1点を着用しますので、ウエディングドレスしか含まれていない概算見積りはあまり参考になりません。

カラードレスや、和装を追加するだけで10万円20万円というまとまった追加料金が発生してしまうため、あらかじめ「カラードレスも入れておいてください」などと、見積もり提示の際には伝えておいた方が良いでしょう。

【注意点③】お料理のランクが”最低ランク”になっていないか

結婚式において、まとまった金額がかかる部分はいくつかありますが、お料理もその中のひとつです。先ほども挙げた通り、ゲスト人数によって結婚式にかかる費用は大きく異なります。そしてその中でも大部分を占めるのがお料理やドリンク代なのです。

結婚式をするにあたって、披露宴で提供するフルコースのメニューには何通りかのチョイスがあります。式場にもよりますが、金額にして1万円から3万円位の幅があるところが多いでしょう。

要は、ランクを変えるだけで2万円も価格が変わってくる可能性があるということです。

さらには、この差額×人数となるため、50名の結婚式であった場合、お料理のコースによって100万円の差が生まれてしまうことがあり得るという話になるわけです。

それでは、概算見積りの際はどのようにしておくのが良いのでしょうか。答えは、「真ん中くらいのランクの料理にしておく」ということです。基本的に、多くの場合「一番ランクの低いコース料理」を選択するカップルは多くありません。ほとんどの方がお料理にこだわり、それなりに良いランク、中くらいもしくはそれよりも高いランクのフルコースを選択しています。

後から金額がいきなり上がって嫌な気分にならないためにも、初めのお見積もりから料理レベルは挙げておく方が絶対に良いでしょう。

【注意点④】見積もりに含まれる”アルバムはどの程度のランク”のものか

結婚式において、とても高額な商品がこちら、アルバムです。写真を頼まないというカップルはほとんど皆無でしょう。ほぼすべての人たちが、結婚式において「写真にこだわりたい」もしくは「写真にはある程度こだわりたい」というように、後に残せる「アルバム」関連の商品にはこだわりを持っているのです。

これを考えると、まず、概算の見積もりに入れてもらうアルバムのランクも、ある程度しっかりしたものを選んでおく必要があります。

多くの場合、基本の見積もりに初めから含まれている「アルバム」があります。そしてそのアルバムは10万円前後のものであることが多いでしょう。詳しくは式場スタッフに聞いていただきたいことではありますが、この10万円前後のアルバムでは、「写真にはこだわりたい」と思っているカップルが満足できる内容は含まれていないと思った方が良いでしょう。

  1. 挙式のみの撮影で披露宴の撮影が含まれていない
  2. カット数がものすごく少ない

このように、とにかくかなりシンプルでベーシックな内容のものが見積もりに含まれていることがほとんどです。

それを打ち合わせが始まってから、アルバムの現物をいろいろと見比べて、多くのカップルが30万円から50万円ほどのアルバムにアップグレードするのですから驚きです。

だからこそ、初めからある程度内容の充実したアルバムを見積もりに入れておく方が無難なのです。必ず概算見積りの話になったときには、「これに含まれているアルバムを見せてください」と言い、見せてもらうなり説明を受けるなりして、内容を理解しておきましょう。

【注意点⑤】”ムービー”は含まれているか

結婚式において、ムービー撮影をつけるかどうかというのは、割と悩ましいところかもしれません。アルバムはほぼ全員のカップルが購入しているものではあるのですが、ムービーとなるとそういうことでもありません。ですが、やはりムービーをオーダーされる方の率は年々上がっていますし、今では「結婚式のときの動画撮影は頼んで当たり前だ」と思っている人たちも多いでしょう。

最初の概算見積りには、ムービーが全く含まれていないことが割とあります。そして、ムービー関連の商品はとても高額です。安いもので10万円、それから内容によって30万円を超えるものまで様々でしょう。ムービーと言うのは、アルバムと違って、「動いている姿」を収めるものになるので、後から見返したときに、より感動が甦りやすいと言われています。

まゆ
人気オプションの代表格ですね。

ムービーを絶対オーダーしたいという方は、概算見積りにムービーが含まれているかを確認してください。そして、含まれていなければ見積もりに入れてもらうように頼んでくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。実際、ブライダルフェアのときにもらう概算見積りなんて言うものは、割と参考になりにくいものです。特に、必要なものがきちんと含まれていない場合はなおさらです。だからこそ、少しでも現実味のある見積もりにするために、「私は〇〇が必要だと考えているから、見積もりに入れてください」などというように、具体的に伝えることが大事です。

やはり、見積もりをもらうと誰しもが、その額面だけに気を取られがちなのですが、大事なのはそこではありません。何がどこまで含まれているのかをきちんと理解し、それを理解した上で、費用面を検討していくと良いでしょう。あまりにも内容の薄い見積もりでは、何の検討材料にもなりません。自分のやりたいことや、必要だと思うオプションに関しては、どんどん付け足してもらいましょう。そうすることで、自分たちに合った見積もりを出してもらうことができるようになるはずです!