スマ婚はクーリングオフ対象?キャンセル規定を知りトラブルを防ごう

結婚式【豆知識】
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まゆ / 元ブライダルプランナー

ブライダル関連のお仕事の経験があり、数々の結婚式をプロデュースしてきました。「結婚式」という関連から婚活、メイクにも詳しくなり、記事にさせていただいております。”結婚式関連”のことならお任せください!海外旅行が好きで、英語が得意です。

皆さんは結婚式場を選ぶとき、そのキャンセル規定やクーリングオフについてきちんと理解した上で契約するようにしていますか?私は10年ほどウェディングプランナーの経験がありますが、結婚式でよくあるトラブルは「キャンセル料関連」のもの。やはりお金に関わることはトラブルに繋がりやすいですよね。

格安で結婚式ができると人気を集めているスマ婚に注目しながら、今回はクーリングオフやキャンセル料金についてのお話をさせていただきたいと思います。

まゆ
これから結婚式場を決定する皆さんにとって、ためになる情報満載ですよ!

クーリングオフとは一体どのようなシステムなのか

皆さんもきっとご存知の「クーリングオフ」ですが、それが正確にどのような決まりなのかを説明できる人は意外と少ないかもしれませんね。というわけで、ここでまずクーリングオフ制度についておさらいしておきましょう。

クーリングオフとは、一旦契約をした場合であっても契約を再度検討し直せるように、一定の期間であれば契約申し込みを撤回できるという制度のことです。

クーリングオフができる期間も商品内容によって下記のように定められています。

クーリング・オフが可能な期間
  • 訪問販売・・・8日間以内
  • 電話勧誘販売・・・8日間以内
  • 連鎖販売取引・・・20日間以内
  • 特定継続的役務提供(語学スクールやエステなど)・・・8日間

この期間内に書面でクーリングオフ手続きをとることで、契約の解除ができすでに支払った金額は返金されます。

結婚式場や結婚式プロデュース会社はクーリングオフの対象外

さて、ここで肝心なのが結婚式関連においてクーリングオフが対象であるか否かという点ですよね。答えは「クーリングオフ対象外」です。結婚式は上記で紹介したクーリングオフ対象のサービスに該当しないため、そもそもクーリングオフ自体が適応されません。

まゆ
このことを知らない人は多いのではないでしょうか。

となると、申し込んでしまったら後へは引けません。中には例外的に「仮契約中は全額返金します」などの独自のルールを設けている式場もありますが、法的にはこのような決まりはないため、例えば手付金を支払って結婚式場と契約を交わしてしまったとしたら、たとえ翌日にキャンセルするにせよその手付金は帰ってこないということ。

よく考えて契約しなければ、後で大変な損をする可能性があるという点を認識しておかなければなりません。

人気のスマ婚もクーリングオフ対象外!キャンセルする場合は?

格安結婚式を検討するカップルに人気の高いスマ婚については、取り消しの際の決まりはどう定められているのでしょうか。ここでスマ婚のキャンセル料金についてお話してみましょう。

スマ婚についても、他の結婚式場と同じくクーリングオフの対象外となります。まず、契約直後からキャンセル料金がかかる点を理解しておきましょう。スマ婚で結婚式を申し込む場合は慎重に検討してから決めなければならない、というよりもむしろ結婚式を申し込む際にはどの式場でも慎重に判断しなければならないということですね。

それでは「一度決めた場合にはキャンセルはできないの?」と思った人も多いかもしれませんね。スマ婚で結婚式を申し込み、キャンセルした場合はクーリングオフ適応で全額返金とはいきませんので、申し込み直後からキャンセル料金は発生します。

スマ婚は「数多くの式場と提携しているため、選んだ式場とキャンセル申し出のタイミングによりキャンセル料金を計算するため、一概にいくらかかるとは回答できない」とのことで、ここで細かくキャンセル料金の算出方法まではお伝えできませんが、どのタイミングであってもキャンセル料は発生することだけは確かです。

スマ婚をキャンセルしたいと思う場合に考えられる理由

スマ婚に申し込むことで結婚式をお得に挙げられるということもあり、費用をおさえたいカップルにスマ婚は大変人気のあるサービスです。それでもやはり中には、「やっぱり私たちにはちょっと合わないかもしれない」と感じて、スマ婚のキャンセルを検討する人はいます。

ここではスマ婚をキャンセルしたいと思う理由として考えれられるものをあげていきたいと思います。スマ婚を検討中のみなさんも、ぜひこれらの内容を参考に「本当にスマ婚が自分たちに合っているのか」を判断していただければ幸いです。

理由① 結婚式を挙げたい結婚式場が見つからない

スマ婚が提携している式場は限られています。というのも、スマ婚は単なる式場検索サイトではなく、結婚式そのものをプロデュースするサービスを提供しているため、式場側もそれを受け入れない限り提携をしないからです。式場にはそれぞれに提携している業者があり、それらを利用してもらい結婚式をおこなうことで利益が上がる仕組みになっています。そこにスマ婚が入るとなると、すべてが「持ち込み」になるため、式場としてはデメリットも大きいのが現実です。

スマ婚で結婚式を挙げようと思ったけれど、いざ式場の紹介を受けてみると「好みの式場が見つからない」となり、やはり自分たちで直接結婚式場に申し込もうかと考え直してしまうケースもあります。

理由② スマ婚で打ち合わせを進めていたが費用が高額になった

結婚式費用が安くて済むと期待してスマ婚に申し込んではみたものの、打ち合わせが進むにつれて見積金額がどんどん上がってしまった。というケースも珍しくはありません。スマ婚は「無駄を省いて費用をおさえつつ、こだわるところにはしっかりこだわろう」というメリハリウェディングを売りにしています。

決して「やりたいことを全部やっても破格の結婚式ができる」というわけではありません。

実際に打ち合わせを進める中で、「これは要らない、これはアップグレードしたい」と自分たちの好みに合わせて内容を決めていくことができるスマ婚ですが、欲しいものをやみくもに追加していけば費用は当然上がってしまいますよね。結局「こんなにかかるなら式場に申し込んだ方がかえって得になる」となり、キャンセルを検討してしまうことになりかねません。

理由③ スタッフとの相性が合わなかった

結婚式場のキャンセルでも割とありがちなのが、「プランナーとの相性が合わずにキャンセルを検討する」ケースです。結婚式はとても大切なイベントです。それは格安結婚式を売りにしているスマ婚も同じことですよね。

たとえ費用をおさえようと思っても、こだわりたいところはこだわりたい、結婚式に対する思い入れの部分は大切にしたいと考えるのが結婚式をする側の気持ちでしょう。人生における大きなイベントを任せることになるプランナーとの相性はとても大切です。ここで相性が合わないとなると、どうしても結婚式準備が円滑に進まなくなるでしょう。

まゆ
プランナーに落ち度があるとは限りません。

人と人との相性の問題なので、このような問題は結婚式準備と切っても切り離せないもののひとつと言えるですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。クーリングオフができない結婚式。式場を決める際には慎重に選ぶ必要があると言って間違いありません。スマ婚で結婚式を申し込むことで、直接式場に申し込む場合よりも格段に費用が安くなることが多いのは本当です。しかし、そのサービス内容をよく理解せずに安易に申し込んでしまうと、後で後悔することになる可能性もないわけではありません。

スマ婚を検討する場合は、「自分たちにとってお得に申し込める正しい手段なのか」を正確に見極めましょう。