結婚が決まったら、まずは結婚式場を決めなくてはなりませんね!
結婚式というのは一生に一度の特大イベントです。
せっかくの晴れ舞台、後悔のないようにしたいものですね。
結婚式場は慎重に選びたいものですが、一番の式場が予約が埋まってしまって希望の日時で予約が出来なかったらそれはとっても悲しいです。
今回は、
- 結婚式場の申し込みについて
- 気になるキャンセル料について
この2点を元ウエディングプランナーの「まゆ」がお役立ち情報をまとめてみました!
もくじ
結婚式場を予約するとはどういうこと?
「結婚式場を決めよう!」そう決心したら予約をすることになるのですが、結婚式場の予約とはどのような手順で行うのでしょうか。
答えは簡単です。
結婚式場の予約というのは、「一時金を支払うこと」によって成立するのです。
この一時金というのは手付金のようなもので、式場によって金額は異なります。
多くの結婚式場で10万円もしくは5万円を予約時の一時金として預かっています。
ただ、そうは言っても10万円を先に支払うとなると、簡単に「とりあえず予約しようか」とはならないものです。
この、一時金を支払うことで予約が成立するのです。

予約後に心変わり・・・そんな時には一時金は返金されるの??
結婚式場を決めた後に、「やっぱり、他の式場の方に変えたいかも・・・・」となった時にはどうすれば良いのでしょうか。
もちろん、キャンセルなんてしないで済むのであればしないに越したことはないのですが、そうは言ってもこういうことは十分起こり得ることです。
それではどうすれば良いか、という話をしましょう。
先ほどお話ししたように、結婚式場の予約の時点で、手付金として5万円や10万円を支払うことによって予約を成立させているのです。
ですからここからのキャンセルというのは、ちょっと大変です。
その手付金に関しては、返金されるケースとされないケースがあります。
結婚式場によっては、いかなることがあってもその手付金は返ってこないというケースも多いのです。
これは、それぞれの結婚式場で設けている規約に基づきます。
基本的には一週間程度の期間であれば返金されることが多く、その場合は手数料として5,000円ほどの金額を式場側が取るケースが多いでしょう。
これに関しては仕方がありませんね。
戻ってきたらラッキーくらいに思っていた方が良いでしょう。
結婚式の予約をした後のキャンセル料は一時金以外にかかるの?
結婚式場を決めた後に、予約をキャンセルするとなった時には、具体的にどのようなキャンセル料がかかるのでしょうか。
これに関しては少々複雑なのですが、平均的なことをお話しできればと思います。
結婚式場の予約後のキャンセル、それはタイミングによってキャンセル料がいくらになるかが決まってきます。
つまり、結婚式の日程からさかのぼって何日前にキャンセルするかによって、変わってくるということなのです。
日本国内の結婚式場の場合は、基本的に180日前(場所によっては150日前)からキャンセル料がかかってきます。
5か月6か月先の結婚式であっても、キャンセル料がしっかりかかるとは、なかなか厳しいものですよね。
結婚式場の参列予定人数に基づいた基本の見積もり料金があります。
参考程度に言うと、人数×3万円位でしょうか。
これを基本の金額として、それに対して20%とか30%とか、そんな風にかかってくるのです。
例えば
- 180日前から151日前まで
- 150日前から121日前まで
- 120日前から91日前まで
というような区切りで、キャンセル料が決められるわけです。
キャンセルをするとなった時には、そのタイミングが結婚式の日どりからどれくらい日数があるかを数えるところから始まるわけです。
出来る限り、事情があったとしても、キャンセルせずに済む方法があれば、それに越したことはないでしょう。
結婚式の予約やキャンセルにあたって良く聞かれる質問
さてそれでは、ここからはウエディングプランナーが、お客様に聞かれる良くある質問の中で料金に関わるものをいくつか紹介していきたいと思います。
やっぱりお金のことは気になるものですからね。
皆さんの疑問も解決できれば幸いです!
【質問①】結婚式場に仮予約ってあるんですか?
結婚式場の予約にあたって、仮予約という言葉を耳にすることがあります。
結婚式場全てが、仮予約という制度を設けているかというとそうではありません。
この仮予約というのは一体どういうことなのか、お話しておきましょう。
仮予約というのは、式場見学に来られた方が式場を気に入ったとしても、その場で一時金を申込金としてお支払いすることが難しいケースもあります。
その場合に「一旦お金を払わずに式場だけを仮押さえする」ということが出来るのが「仮予約」ということなのです。
これは結婚式場側の好意で設けているシステムですので、必ずしもこの方法が使えるかは分かりません。

この間は、他のお客さまに取られてしまう心配がないということですね。
物凄く人気のある日程や、時期であれば仮予約は受けていないというケースもあります。
【質問②】結婚式場の申込金はクレジットカードで払えますか?
結婚式場に見学に行き、「ここに決めよう!」と思った時には、お申込金を支払うことになるのですが、この時のお支払いは一体どのような方法で出来るのでしょうか。
金額として5万円や10万円、その場ですぐに現金で支払うというのはちょっと厳しいケースもあるでしょう。
多くの結婚式場で、このお申込金に関しては、支払いをクレジットカードで行うことが可能です。
一般的にはクレジットカードもしくは銀行振込で受けているところが多いです。
ここで一点注意すべきは、結婚式にかかる総額のお支払いに関しては、クレジットカード支払いが出来ないケースも多いという点です。
【質問③】結婚式場のキャンセル料の他にかかるキャンセル料はありますか?
一点気を付けないといけないことがあります。
結婚式場をキャンセルをするときにはもちろん会場のキャンセル料がかかるわけですが、それだけではありません。
キャンセル料は結婚式場だけのことではないのです。
どういうことかというと、キャンセルする時点で既にウエディングドレスの準備が進んでいたとしたら、キャンセル料はこの部分にもかかってくる可能性があります。
衣装合わせの際に、小物合わせと呼ばれる準備があります。
こういったものはレンタル品だけでなく、購入品もあります。
もしも既に購入品を決定している場合には、それにかかった費用は一切返金はされません。
もちろん商品も納品されます。

【質問④】「予約後の日程変更」キャンセル料がかかりますか?
結婚式の日どりを決めて式場の予約も終わっているものの、やっぱりどうしても日程を変更したいということもありますよね。
そういう場合はどうなるのでしょうか。
この場合は結婚式場にもよるのですが、規約を見ると多くの場合は、キャンセル料と同じくらいの金額がかかることが一般的なのです。
結局はその日押さえている式場をキャンセルすることにはなってしまうので、式場側としてはキャンセルと同じことになってしまうのです。
ですが、こればかりは結婚式場としてもキャンセルされるわけではないので、ある程度柔軟に対応したいと思ってくれるケースもあります。
変更にあたってかかる手数料に関しては交渉してみる価値があるでしょう。
【質問⑤】同じ結婚式場だけど違うパーティー会場に変えられますか?
こういうケースも稀にあります。
例えば「70名で予定していた結婚披露宴が90名に増えてしまいそう!」そんな時には会場の人数制限をオーバーしてしまうこともあるのです。
そんな時には会場変更が必要です。
「その人数に合った会場に変更をすることで問題解決!」というわけなのですが、それにもやっぱり手数料がかかります。
その手数料もキャンセル料と同額程度かかることになるのです。
ですが、こちらも先ほどの日程変更同様、交渉次第でどうにかなることも多いです。

まとめ
結婚式場を予約をするのも、キャンセルするのも、お金がかかります。
慎重に決めなければならないのはもちろんですが、変更・キャンセルの時には慌てず落ち着いて手続きを進めましょう。
特に、仮予約のある式場はとっても良心的。
気に入った時には迷わず仮押さえをしましょう。
皆さんの結婚式が一生の記憶に残る、素晴らしいものになりますように、心より願っています!

まゆ / 元ブライダルプランナー

最新記事 by まゆ / 元ブライダルプランナー (全て見る)
- おすすめのオンライン子供英会話3選!自宅でバイリンガルキッズを育てよう - 2020年6月10日
- 出会い目的の習い事に「英会話教室」をおすすめする5つの理由 - 2020年2月11日
- ハナユメ割は半年以内の結婚式で適応!半年以上先はどうなるの? - 2020年1月21日