結婚式に呼ばれたら、一番に考えるのが「何着て行ったらいいんだろう」ということではないでしょうか。いつも同じ洋服というのも何とも面白みがありませんし、何よりも重要なのは、「周りから見て変じゃないかしら」という点ですよね。
若いうちなら何を着ても許されますが、30代40代ともなるとそれなりのコーディネートをしていかなければならないものです。
もくじ
結婚式の服装には「常識的なルール」を意識する必要アリ!
まずはじめに、年齢に合わせたコーディネートのお話をする前に結婚式に呼ばれた場合に、どのような点を意識してコーディネート決めて行けば良いのかというお話を先にさせていただきたいと思います。
結婚式はやはりフォーマルなシーンですから、それなりにたくさんのルールがあるわけです。もちろんそのどれもが必ず守らなければいけないかと言われると、多少グレーの部分もあるのですが、やはり結婚式ですから基本的なルールを守っていきたいところです。
ここで代表的な服装のルールについて入れておきたいと思います。ご存知の点も多く出てくるかと思いますが、今一度おさらいしていただければ幸いです。
スカート丈に注意!
結婚式に参列する場合には、きっと多くの方がワンピースをチョイスされるのではないでしょうか。ワンピースがとても無難ですし、見た目にも上品で美しいのでとてもオススメです。ですが気をつけなければいけない点があります。それは「スカート丈」です。
結婚式の参列の際には、短すぎるスカート丈はNG です。やはりどうしても下品に見えてしまうからですね。手持ちのワンピースが短くても膝丈のものであるかは、今一度確認しておいた方が良いでしょう。
ドレスの色味に注意!
結婚式のお呼ばれコーディネートに関しては、はっきりとしたNG カラーがあります。何色かご存知でしょうか。簡単ですね。多くの方がご存知かと思いますが、「ホワイトカラー」はNG です。
理由は明確ですが、花嫁のみが純白のドレスに身を包むことができるのです。いろんなルールがある中でも、このルールは確実に守っておく必要があるものです。白以外であれば何色でも構いません。
素材に注意!
意外と知られていないことかもしれませんが、結婚式に参列する際に身につけるものの素材にも注意が必要です。はっきりと簡単に言うと、「ファー素材」のものはNG です。
ここでは理由に関しては触れないでおきますが、結婚式においてファー素材でできているものはすべてNG だということを覚えておきましょう。
ネイルカラーに注意!
あまり意識しないところかもしれませんが、結婚式参列時のネイルカラーにも注意が必要です。結婚式に呼ばれる時には、上品で薄めの色味をチョイスしましょう。ベージュや、ピンクベージュがおすすめです。
結婚式は華やかな格好で参加するものですから、ついついネイルカラーも派手になりがちです。ですが、真っ赤を使ったり、ましてや黒っぽい色のどぎついネイルカラーは避けておいた方が良いでしょう。ただ単に、二次会のみに参加するような場合であればいいかもしれませんが、結婚式においてはNG だと覚えておきましょう。
アクセサリーのつけ方に注意!
ネイルカラーと同じように、派手になりすぎると良くないのがアクセサリーです。一番無難な結婚式向けのアクセサリーといえば何でしょうか、答えはパールです。パールというのは、冠婚葬祭どのようなシーンにも利用できるとても便利なアイテムです。一つ持っておくととても役に立つことでしょう。
パールでなくても構いませんが、ジャラジャラと重ね付けしたりするのは良くありませんのでシンプルなものをチョイスするようにしましょう。重ね付けでなくても、極端に大ぶりのものも避けておいた方が良いと思います。
足元に注意!
結婚式に呼ばれる時には、足元はどういう風にすればいいのかと言うと、これもまたいくつかのルールがあるのです。例えば当然ながらブーツはNG です。またパンプスにしてもぺたんこのパンプスは避けておいた方が良いでしょう。

またヒールのあるサンダルにしてもそうですが、露出部分が多いデザインは避けた方が良いでしょう。理想としては全ての部分が覆われているパンプスが一番です。少なくとも足の指が見えないデザインなものの方が、全体で見た時に上品なコーディネートになるのでおススメです。
ヘアスタイルに注意!
結婚式の時には、ロングヘアーの人は必ずアップにしないといけないという決まりがあるわけではないのですが、やはり多くの女性がアップスタイルをチョイスします。理由としてはやはりこのほうが圧倒的にフォーマルに見えるからでしょう。
こちらもあまりにも派手すぎるヘアアクセサリーなどは避けた方が無難でしょう。
腕時計に注意!
これもある程度を知られているマナーではありますが、結婚式に参列する時には腕時計をしていかないのがマナーです。
これは厳密に守らなければいけないというほどのものではないのですが、ブレスレットの中にさりげなく時計がある程度のものであればいいのですが、いかにも「腕時計」であるということが遠目からでもわかるようなものは避けておきましょう。
ストッキングに注意!
結婚式にワンピースを着ていく場合、素足のままだと、ややルール違反になります。ここはしっかりとストッキングを着用しましょう。素足でいるとどうしてもカジュアルな印象を与えてしまうので結婚式にはあまり良くないのです。ストッキングの色は肌色が一番無難です。

30代40代におススメの「結婚式コーデ」
20代の内には、結婚式に出席するときには、「何となく可愛らしい服装をしていることで満足」出来たかもしれません。ですが、30代に差し掛かり大人になってくると、それだけではすみません。ルールを守りつつ、個性を出していくことが求められる状況になるのです。
ここからは30代40代女性におススメの、「結婚式お呼ばれコーデ」について紹介していきたいと思います。
日本人はやっぱり「着物」
私はウエディングプランナーをしてきた経験もあり、たくさんの結婚式を見てきましたが、列席者が着物を着て参加されるというのは、見ていてとても良いものです。とくに30代や40代の女性には着物を着るということも選択肢の一つとして持っておいて欲しいものです。
着物は着るだけで自分自身が「ワンランクレベルがアップした」ような気持ちになれるものですので、おススメです。しかも着る機会がそうそうあるものではありません。そういった意味でも、たまには着物を着るというのはとてもいい経験になるでしょう。
少し上級者向けの「オールインワンタイプのパンツドレス」
上級者向けのコーデも少し紹介しておきたいと思いますが、ある程度大人の女性ともなると、可愛らしいスタイルから少し離れて、カッコイイイメージのファッションを選択するのもおススメですよ。そこで紹介したいのが、オールインワンタイプのパンツドレスです。
パンツドレスと言うと聞きなれないかもしれませんが、ここ数年の間で流行っている形です。オールインワン・パンツで検索すればたくさん出てくるでしょう。あのようなドレススタイルは、普段使いからフォーマルシーンまで幅広く使えるのでおススメです。

全体に柄が入った攻めのドレス
ホワイトカラーをベースにしたドレスはNGですが、柄物は問題ありません。ここで敢えて紹介したいのは、派手な柄物のワンピースドレスです。普段だとあまり使い道がないかもしれませんが、ちょっと幾何学模様の入ったものとか、パッと目に引くデザインのドレスも大人だからこそ着こなせるもののひとつです。「わー。あの人オシャレだなー」と思われるのは、大抵このようなドレスをチョイスしている女性です。
そして、もう一つアドバイスするとしたら、逆に胸元が詰まっているものや、首元まで詰まっているものなどがよりオシャレに見えます。シンプルなスタイルに派手な柄物というところが、逆にとってもオシャレなのです。

まとめ
結婚式は、やっぱりフォーマルなシーンですから、きっちりと基本的なマナーを守りながらも、パッと目を引く華やかなドレスをチョイスしたい場面ですよね。写真もたくさんとりますし、後にも残りますから、ここはしっかりと恥ずかしくないようにしておきたいものですよね。
30代40代の女性には、特に「個性を出すこと」と「ルールを順守すること」を心がけていただきたいですね。もちろん流行もあると思いますが、ある程度良いものを購入しておくと、それ以降何度でも使えますからね。日常生活の中で、それほどフォーマルな場所に出向くことはありませんから、思いっきりオシャレを楽しみましょう!

まゆ / 元ブライダルプランナー

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