離婚歴のある人同士、もしくはあなたか彼のどちらかがバツイチの場合でも、ここから再婚というゴールに向かって関係を深めていくことは、それほど難しいことではありません。
というのもバツイチだからといって、何がどう決定的に変わるということでもないからです。ただし、バツイチカップルが「デキ婚」するとなると、ここで何となく流れで再婚を決めてしまうまでに、確認すべきことがあるのです。
今回は「デキ婚による再婚において気を付けるべき7つのこと」について書かせていただきたいと思います。
もくじ
【その①】デキ婚は離婚率が高いということを事実として知っておく
デキ婚についてあれこれとネット上で調べていると、きっと「デキ婚は離婚率が高い」という情報を嫌というほど目にするでしょう。これは紛れもない事実です。もちろん、だからと言ってデキ婚だと必ずしもダメになってしまうというわけではありませんし、そもそもデキ婚でも末永く幸せな結婚生活を送っている人は多いでしょう。ただ、確率の話で言うと離婚率が高いというのは本当だということで、このことをやはり頭に置いておく必要はあるという話です。
なぜかというと、子どもができたから結婚したわけで、その二人はそもそも結婚の意思がそれほど固まっていなかったのに関わらず、流れで結婚したというケースが圧倒的に多いのがデキ婚だからです。準備ができていないのに結婚してしまうことによって、本来であれば結婚前に見極めるべきポイントをすべて無視して結婚してしまい、後になってそれらが問題になってしまうということは、とてもありがちです。
【その②】子どもができなくても再婚を考えていた相手なのかどうか
子どもができたとなると、年齢的にもある程度高齢になってきている場合はとくに、産むという選択肢しかみえなくなります。それも、大好きな彼との子どもですから、そう思っても当たり前です。ですが、あなたと彼はそもそも再婚を考えていたのでしょうか。それとも、今はまだ恋人同士として付き合っていて、結婚に関しては全く分からない段階だったのでしょうか。
妊娠したからと言って、子どもができたからもう結婚するしかない、というのは違います。その相手と再婚をして、その先上手くやっていけると思うのかどうか、それによって子どもの未来も変わってきます。あなたと彼が結婚生活を順調に送っていけるという土台があって初めて、生まれてくる子どもの未来が保証されるのです。まずはあなたと彼の関係をしっかりと見つめ直すことが必要です。
【その③】既にどちらかに子どもがいる場合、将来的に上手くやっていけるのか
仮にあなたに既に子どもがいる、もしくは彼の方に子どもがいる場合、生まれてくる子どもと既にいるお互いの子どもたちが上手く家族として生活していけるのかは、非常に大きなポイントとなります。子どもの年齢によるところも大きいと思いますが、やはり育つ環境というのはとても大切で、子どもたちの将来を大きく左右することにもなります。
特に、あなたもしくは彼の子どもが既に思春期に差し掛かっている場合は、慎重に考えなくてはなりません。あなたと彼の結婚生活が上手くいくかどうかという問題以上に、子どもにとって良い環境を与えることができるのかという点を優先して考慮すべきです。
【その④】それぞれの両親がどう思っているのか
あなたの親御様、そして彼の方の親御様は二人の関係についてどう考えているのでしょうか。いい大人ですから、親の言うことばかりを気にするのは必要のないことのように感じるかもしれませんが、そうは言ってもやはり大切な家族です。
デキ婚により再婚するとなると、あなたの家族と彼の家族が繋がることになります。こうなると、もはや「親はそう関係がない」なんて言えません。家族に反対されるような関係は、いずれ必ず何かしらの問題を生みます。今の時点で家族の承認を得られていないのであれば、デキ婚での再婚を勢いで決行してしまうのはおすすめできません。家族に反対されているのであれば、一体何が原因なのかをとことん話し合い、解決できる道を見つけましょう。
【その⑤】バツイチとバツ2では全く見え方が違うことを知っておく
耳の痛い話かもしれませんが、仮にデキ婚で再婚したとして、これが上手くいかずに離婚となってしまったとします。そうすると、あなたが今バツイチであればこれがバツ2になるということです。世間的には、今の時代離婚歴のある人は珍しくありませんし、バツイチだからと言ってあれこれと言われることはないでしょう。しかし、これがバツ2となると、周りからの見え方は大きく変わります。
結婚に二度失敗しているとなると、仮にそれがあなたでなく相手に原因があったにせよ、周りからは「二回も離婚するって、よほど何か問題があるのだろう」とあなたの方も思われてしまうのです。こうなると、その先の再婚も非常に難しくなります。

だからこそ二回目の結婚を、どうにかして成功させる必要がある、ということを頭に入れておきましょうね。
【その⑥】経済的に子どもを養える状況なのか
子どもを育てるというのは、当然経済力も必要になることです。今の二人にその経済力があるのかどうかも、再婚前に確認しておくべきことのひとつです。特に、相手の彼に子どもがいる場合、養育費を毎月支払っていることがほとんどでしょう。それに加えて、さらに子どもができてその子供を養っていくということを考えると、ある程度経済的余裕がなければ難しいのです。
【その⑦】相手がバツイチの場合離婚理由を正しく理解しているか
相手の彼がバツイチの場合、彼がなぜ離婚したかという話を正確に理解している必要があります。過去のことは過去のこと、といえばそれまでですが、結婚に失敗した理由が何だったのかを知らないままに、その彼と再婚を決めるのはあまりにもリスキーです。
男性によっては、あまりこの辺りのことを話したがらない男性もいるかもしれません。ですが、話したくないでは済まされません。きちんと事細かに話してもらい、それにあなたが理解を示すことができなければ前に進むことはできませんし、進んでも上手くいかないことが多いです。

こうすることで、次の結婚のときに同じ過ちを繰り返さないように、未然に気を付けることができるようになるのです。
まとめ
比較的離婚率が高いと言われるデキ婚ですが、これが再婚の場合は特に注意が必要です。何度も離婚したい人なんていませんからね。その再婚が確実に上手くいくように、予め問題になる可能性があることについて知っておくべきです。
デキ婚はどうしても、必要なプロセスを省略して結婚へと急いでしまいがちです。だからこそ離婚率が高いのです。ここで挙げた7つのこと、必ず意識してくださいね。そうすることできっと、その再婚があなたにとっての最後の結婚になる可能性が高くなります。
焦りは禁物です。冷静に先のことまでしっかりと見据えて決断しましょう!

りさ / 婚活マニア

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