最近では、中高年の婚活がブームになっています。
筆者も、婚活パーティーに参加していた頃は実際に60代の男性も多くビックリした事を覚えています。
40~50で離婚して再婚を検討している男女が、高齢者向けの婚活パーティーや結婚相談所に参加すると言う話も今では少なくありません。
ペアーズなどの婚活アプリで見受ける事も多かったですね。
今回は、実際に婚活時代に出会った中高年男女の意見や会って感じた事を参考にして中高年の婚活のメリット・デメリットを紹介します。
もくじ
中高年男女の婚活メリットとは?
中高年男女の場合、基本的に既にバツイチである人が多かったように思います。
もちろん、ずっと独身の人もいましたが離婚歴が1~2回はある人が多かったですね。
女性の場合は、ずっと独身の人が多かったように思います。
まずは、中高年男女の婚活メリットを紹介します。
中高年女性の場合、お金が助かる事も
女性の場合、離婚したりするとお金に困窮する事も増えますね。
また、今まで専業主婦だった女性が離婚された時には路頭に迷うといった事も少なくありません。
特に、バツイチ子持ち女性は大変です。
女手一つで子供を保育園などに預けながら働いたり、在宅ワークをする人も多いですが思うように稼げるのは一握りです。
ましてや、在宅ワークでもシングルマザーは地位が高い方ではありません。
それでも、お金の為に安くても引き受けてしまう・・・。
そのような例を何度も見てきました。
しかし、再婚する事で男性に養ってもらえるので再び生活が復活するようになります。
企業勤めのサラリーマンで扶養手当が貰える男性は、特に人気が高いですね。
関連記事結婚相談所ではバツイチが強いって本当?「バツイチ・再婚」が結婚相談所で成婚に強い理由
子作りのストレスがない
20~30代の婚活による結婚となると、子供を作るストレスで悩むケースも多いです。
実は筆者も子作り問題で婦人科に通う日々なのですが、なかなか子供に恵まれず悩んでいます。
しかし、夫からは「子供が欲しい」を毎月言われ、生理が来るたびにガッカリしています。
そして、この位の年齢で結婚すると両親や友人からも「子供は?」と聞かれたりします。
子供ができないと「ああ、あの夫婦は子供できないんだ」と思われてしまうのだそうです。
しかし、ある程度の年齢に達した男女の結婚だと最初から子供の期待はされないので、余計なストレスがいりません。
お金も子供のために使う事がないので、自分たちの旅行や趣味にお金を回す事ができます。

第二の人生を送る相手ができる
バツイチ男女が多い高齢婚活ですが、バツイチ同士の婚活は必ずしも悪いものではありません。
むしろ、子供がある程度育ってから「第二の人生を送ろう」と婚活する人もいます。
また、ずっと独身だった男女がある日突然寂しくなり婚活スタートするといったケースもありますし、昔なら年を取ってからの婚活は恥ずかしいというイメージがありましたが、今ではシニア向け婚活が増えてきているので珍しくありません。
実際、婚活アプリを何度か利用していた時に40~60代の男性から多くメッセージを貰いました。
どの方も前向きで、長文のメールだったように思います。中にはテンプレートのような長文メールの人もいましたが、本気度の高い男性も多かったですね。

もしメールを送る時は、あまり不自然になりすぎないようにメッセージを送ると良いかと思います。
中高年の婚活デメリットとは?
では、中高年の婚活は良い事ばかりなのでしょうか?
実は、必ずしも良い事ばかりとは限りません。
次に、中高年の婚活デメリットを紹介したいと思います。
男性の中には、介護要員で選ぶ男性もいる
筆者の知人で、長年婚活する気のなかった男性が自分の親の介護のために結婚相談所に入会したという話を聞きました。
結局、なかなか相手を見つける事はできずに200万円位結婚相談所の費用に投資しただけという形になってしまったそうですが、親の介護や自分の介護の為に婚活をする男性は少なくないそうです。
筆者の友人でも、1人結婚後にセックスレスになった女性がいます。
後から、
「君は兄弟が他にもいるから」
「僕の親の面倒を見てくれると思った」
とカミングアウトされた時はショックだったそうです。
結婚したいと男性が思う時は、自分が幸せになる為や相手の女性の事を好きで結婚したいという場合ばかりではありません。
特に、中高年で結婚相談所に入会する男性は結婚に対しても合理的な意見を持っているケースも多いです。
手持ちの財産をアピールしてくる男性もいる
筆者が参加した婚活パーティーでは、60過ぎのおじいさんのような男性がいました。
男性は、自分の田畑や土地をどれだけ持っているかをアピールしてから名刺を渡してきましたね。
彼はバツイチ子持ちでしたが、何となく離婚の理由を感じました。
きっと、彼がアピール出来る事は土地と田畑なのでしょう。
もちろん、婚活で親の財産や所有している土地をアピールする人はいます。
結婚において、財産をどれだけ所有しているかどうかは大事なことですが、中高年にさしかかってきたらこれから生きていく上でどれだけお金が必要かは逆算できるのではないでしょうか?
お金はあれば良いわけではありません。
必要な分だけあればいいのです。
中高年にさしかかってから、自分の財産をアピールばかりしてくる男性は考え物です。
バツイチ子持ちの場合、相手の子供に関する問題に巻き込まれる事も
バツイチ子持ち男性・女性の場合、子供の問題がついて回るようになります。
例え一緒に住まなくても、離れた子供が大学に行く事になるとお金の問題に巻き込まれたり、遺産問題の時に揉めたりするのです。
そういう問題に巻き込まれるのが嫌な場合は、バツイチ子持ちではない未婚の中高年を選んだ方がリスクは少ないかと思います。
ただ、同じようなリスクを背負うバツイチ子持ち同士ならリスクを分かち合いながらも共存できるのではないでしょうか?
同じようなリスクを持ち合う男女なら、きっと自分の心の隙間を埋め合う関係が築けそうな気がします。
子供の理解を得られないことも
中高年の婚活の場合、もしバツイチ子持ちの場合は子供の理解を得た上で婚活しないと、後で子供に驚かれてしまう事があるかもしれません。
ただ、ある程度子供の年齢が成人しているのであれば理解もされやすいかもしれませんが、子供がまだ中高生なら多感な時期なので婚活する前に子供とよく話し合う事が大切のように感じます。
新しく家を購入する場合、ローンが払えない場合も
中高年になってから結婚する場合、相手の男性が既にある程度の年齢に達しており、家を購入するにしてもローンが払えないといったケースがあります。

最初から持ち家を持っている・親の実家を最終的に貰える男性なら良いのですが、自分たちの新しい家を結婚後に購入するとなった時には大変かもしれません。
ただ、家の購入に関してはどんな年齢でもフリーランス系の男性は購入が難しいケースが多いです。
バツイチ男性の場合、家を持っているケースがありますが、既に前の奥さんとの生活臭が嫌だと思う場合はその家を売ったお金で購入できる中古マンションなども検討してみるのもアリかと思います。
まとめ
中高年の婚活は、若い世代の婚活よりも自由度が高いケースが多いです。
例えば、20~30代だと、年収や相手の職業先で結婚を決める事が多かったように思います。
しかし、中高年にさしかかると相手のスペックよりも「一緒に余生を過ごしたいか」で選ぶようになります。
人生には時間が限られています。
年をとればとるほど、時間に関する問題が顕著になります。
その為、限られた時間を「誰と過ごしたいのか」が重要になってくるのです。
しかし、中高年の婚活では相手を損得勘定で選ぶ人も少なくありません。
数多くの恋愛や結婚を経験して人を見る目が損得勘定になりがちな人も増えているからです。
自分の財産(土地や田畑など)を婚活でアピールする人もいます。
また、子供と一緒に暮らすのにお金が困るからと経済的理由で再婚を求める女性や、介護目当てで女性を探している男性も少なくありません。
中高年の婚活は、純粋な理由で相手を必ずしも探しているとは限りません。
その為、相手を探している理由が一体何なのかをしっかり聞いておく事が大切です。
もちろん、誰しもが正直に婚活理由を話すとは限りませんが、沢山会話をしていれば相手の真理がわかるようになるのではと思います。

りさ / 婚活マニア

最新記事 by りさ / 婚活マニア (全て見る)
- 頑張りすぎないで!子育てには息抜きが必要!リフレッシュの仕方とは - 2020年6月10日
- イライラの限界!子育てに非協力的な旦那を一変させた画期的な方法とは? - 2020年5月25日
- 男は褒めて育てる!旦那を子育てに協力的にするための秘訣とは - 2020年5月25日