ここ数年、中高年向けの恋活サービスが急増しています。
数年前なら、中高年が恋活など恥ずかしいといった風潮でしたが、今では積極的に恋活アプリを利用する中高年が急増しています。
携帯電話やLINE、SNSの普及も関係しているかもしれませんが、ここ最近は中高年の恋活には抵抗感が無いように思います。
では、実際に中高年が恋活サービスを利用する事にメリットはあるのでしょうか?
今回は、中高年の恋活のメリット・デメリットを紹介します。
もくじ
中高年男女の恋活メリットとは?
中高年男女の恋活では、必ずしも全員が独身とは限りません。
あくまで恋活なので、妻や夫がいながら恋を楽しみたいという男女も参加しているケースはあります。
伴侶がいながら恋活をする男女の場合、
- 夫が単身赴任で長い間家にいない
- 子供ができてから、妻が女ではなくお母さんとしか見れなくなってしまった
という意見も多いようです。
また、既にバツイチである男女の場合は
- 余生を楽しめるパートナーが欲しい
- 交友関係を広げて、人生を豊かにしたい
- 離婚後の一人身は寂しい
といった理由もあるそうです。
まずは、中高年男女の恋活メリットを紹介します。
事実婚・趣味仲間集めなど自由な目的で相手を探す事ができる
恋活の場合、真剣交際以外に趣味目的や事実婚目当てなど自由度の高い出会い方で活動する事ができます。
「もう結婚には疲れたけど、1人で余生を過ごすのは寂しいからせめてお茶のみ相手だけでも・・・」という場合でも大丈夫です。
中高年向けの婚活サービスになると、相手の財産やスペックなどにも煩い女性がいますが、恋活向けになると時間を一緒に楽しめる相手を求めている女性が多いので、男性側も楽しく相手を探す事ができます。
恋活サービスよりも、値段が安くて自由度の高いサービスが多い
筆者が拝見した中高年向けの恋活サービスは、デートセッティング料金が4~6千円のものがありました。
中には、登録料金が8~10万円ほどするサービスもありますが、基本的に婚活用のサービスよりも少し料金が安めに設定されている事が多いです。
最近では、熟年離婚をする夫婦が増えています。
理由は、
- 子供が成人してやっと肩の荷が下りた
- 夫が単身赴任で離ればなれに暮らしていたものの、いざ一緒に生活をスタートすると違和感を感じるようになった
など様々です。
しかし、今では熟年離婚をしても恋活アプリやFacebook連動型アプリなどが増えており、中高年の恋活が珍しいものではなくなってきています。
相手の条件ではなく、居心地で選べるようになる
20~30代の婚活・恋活だと、相手を打算で選ぶ事も多いです。
理由は、男性の場合は自分の子供を産んでくれる若い女性・家事をしてくれる女性を選ぼうとします。
女性は、自分を養ってくれる稼ぎの良い男性ですよね。
しかし、中高年にさしかかるとお金やスペックよりも、共に過ごせる時間を楽しいものにできるかどうかに視点を持っていくようになります。
中高年の恋活は、若いころの恋活よりもずっと純粋な目で選ぶ事ができるようになります。
特に、若いころに相手のスペックだけに目を捕らわれて「こんなはずじゃなかった」と思ってしまう事もあった事でしょう。
中高年向けのシニアサークルで、自然な出会いを
最近では、アメブロなどで中高年向けのシニアサークルメンバーを募集しているブログなどが増えてきています。
シニアサークル飲み会など、気楽に集まれるイベントも多く料金もそこまでかからずに相手を探す事ができます。
中にはシニア向けのスポーツサークルなどもありますが、ちょっとした飲み会的イベントなら特に趣味や特技がなくても集まって楽しめます。
趣味やスポーツ系になってくると、趣味やスポーツの方に熱中してしまい出会い所じゃなくなってしまう場合や、基礎体力が落ちているので参加するだけで疲れてしまうといった事もあります。

サークルのようなイベントなら、多くの人たちと和気藹々しながら楽しく集まれます。
異性との出会いだけではなく、同性同士の友達も作りやすいです。
夫や妻に先立たれてしまっておひとりさまの老後を楽しんでいる方、熟年離婚してしまった方の場合、家で1人悶々としていても寂しい事ばかりです。
色んな男女が集まるイベントに出向いて、昔の青春時代を取り戻してみるのはいかがでしょうか?
中高年の恋活デメリットとは?
中高年の恋活は、良い事ばかりではありません。
若いころよりも自由度の高い選び方をする事ができますが、その分危険も隣り合わせです。
次に、中高年の恋活デメリットを紹介したいと思います。
不倫相手・詐欺の目的で参加している人もいる
中高年の恋活サービスの中には、不倫狙いや詐欺目的で参加している人も少なくありません。
「中高年で恋活を使用と思っている人から、お金をふんだくろう」と悪だくみをしている人もいます。
理由は、中高年は若い人よりもお金を持っているというイメージを持つ人もいるからです。
ましてや、中高年でお金がなければわざわざ恋活などしようと思わないですし、自由に使えるお金を持て余しているから「恋がしたい」と思ったりする訳です。
そもそもお金がなければ、その分働こうと思うし無駄なお金を使おうとは思わないでしょう。
少なくとも、自分の財産についてはあまり見知らず人に話さないようにしましょう。
特に中高年を狙った若者の詐欺も増えているそうなので、若いイケメンや美女の甘い誘いには極力注意するようにしましょう。
面倒な事に巻き込まれる事も
実は相手が既婚者だったり、バツイチの場合は連れ子に内緒で後で揉めるなどややこしい問題に巻き込まれる事があります。
しかし、それはお互いに長年生きてきた上で築いてきたものなので仕方ないと思う事もありますし、「実は既婚者だった」問題に関しては、最悪相手に慰謝料を請求されるといったトラブルが起きる事もあります。
極力トラブルに巻き込まれない為にも、相手とはしっかり連絡をとって「どんな人なのか」を見極めてから交際するようにしましょう。
また、中高年の恋活の場合、バツイチ子持ちの場合は子供に恋活の了承を得た上で活動するようにしましょう。

サクラがいる事も
時と場合によって、アプリ系の出会い系サービスの場合はサクラが生息しているケースがあります。
サクラの場合、会う前に音信不通になるケースもあるので「なぜ音信不通になっちゃったんだろう?」と一つの出会いに悩みすぎないようにする事が大切です。
特に容姿とプロフィールの良い相手だと、突然音信不通になった時に「くそー!」と悔やむ事もあります。
しかし、丁度いい時に音信不通になる場合は大抵サクラであるケースが多いです。

音信不通になるような人には執着しないようにしてくださいね。
中高年で恋活アプリに生息している人をチェックすると・・・
ちなみに、実は筆者はとある恋活アプリを何件かダウンロードして活用していました。
メッセージには60~70代の男性も多かったのですが、プロフィールの写真が
- 身分不相応なスポーツカーだった
- プロフィールの文面が必死過ぎ
- アプローチのメールが「あなたのプロフィールの画像を一目見て運命を感じました」といった胡散臭い人
このような人が多かったように思います。
また、こっちの意見も聞かないで「あなたを見て、第二の人生を考えました」と一方的に長文メールが来てドン引きした事は星の数です。
正直、30代の女性が自分より年が倍以上も離れた男性からこのようなメールが来ても引いてしまいます。
中高年の恋活メリット・デメリットまとめ
中高年の恋活は、事実婚目当て・お茶のみ友達探しなど若い世代よりも自由度が高い出会いが期待できます。
中高年の婚活向けサービスよりも、相手のスペック目当てじゃない出会いが多いので一緒に余生を楽しめれば良いという考え方で出会いを探したい方にオススメです。
年をとればとるほど、一人身の人は寂しい思いを募らせる事があります。
共に余生を楽しめる相手を求める中高年は、少なくありません。
しかし、中高年の恋活には詐欺目当ての人が紛れ込んでいるケースも多いです。
理由は、中高年で恋活しようと思っている人はある程度お金に余裕があるケースが多いからです。
もし、お金がなければ恋活しようとも思わないですしね。
その為、心の隙間を狙って詐欺を働こうとする人が潜伏していたりするのです。できれば、身分証明書などの掲示を求めるサービスを選ぶようにすると良いでしょう。
中高年の恋活は、必ずしも全員がピュアな理由で探しているとは限りません。
しかし、今ではサークル的なイベントも増えているので、色んな人の意見を聞いたり自分以外の人への対応を見た上で恋活できるイベントも増えてきています。
もし、自分が少しでも騙されやすいと思うのであればサークルイベントタイプの恋活をすると良いかもしれませんね!

りさ / 婚活マニア

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