結婚相談所には、大きく二つに分けて
- データマッチング型
- 仲人型
に分けられます。
最近では、インターネット上で婚活が可能なデータマッチング型が主流です。Facebook連動型の婚活アプリなどの台頭により、従来の仲人型の結婚相談所は少しずつ影を潜めて行った様に思います。しかし、実は大手結婚相談所に多い「データマッチング型」で満足な成果を得られない人も婚活中には沢山出くわしたように思います。
今回は、実際に婚活時代に出会った方々の意見なども参考にして仲人型結婚相談所のメリット・デメリットをご紹介します!
もくじ
仲人型結婚相談所の婚活のメリットとは?
仲人型結婚相談所の婚活メリットは、データマッチング型よりも仲人の方からの手厚い紹介を受ける事が出来る事です。昔の結婚相談所で「お世話焼きおばさん」という人がいたと思うのですが、まさにそのような感じですね。
最近では、おばさんではなく若い女性やお兄さんの仲人さんも増えているそうですが、自分一人で「私にはどんな人がいいんだろう?」と悩まなくても相談する事ができるのが良いですね。
また、実際に婚活バスツアーに筆者が参加していた頃に仲人型の結婚相談所に登録していた女性が参加していたのですが、相談所のお兄さんにファッションのアドバイスを親身になって受けてもらったそうです。
しかし、彼女が着ていた服は婚活で受けるような服ではなくフリフリのワンピース・・・。もしかすると、アドバイスをちゃんと理解する事ができない女性だったのかも。
データマッチング型の大手結婚相談所よりもアットホーム
最近ネットで人気の大手結婚相談所婚活は、データマッチング型であるケースが多いです。しかし、データマッチング型の場合は豊富な会員の中から自分で相手を選ばなければなりません。また、自分にはどんな人が良いかも人に相談して決めるというよりは、自ら会員の中から探して出会い、模索しながら探さなければなりません。
相談を聞いてくれるコンシェルジュサービスがある所もありますが、やはり仲人型ほどまでではないかもしれません。会員数も膨大であるケースが多いです。実際、「高いお金払っているのに、なかなか人を紹介してもらえない」と不満を言いながら婚活バスツアーに参加している男性もいました。
仲人型の相談所は、少人数・アットホームな雰囲気の所が多いです。派手な広告をしていないぶん、サービスに時間やお金を割く事ができます。また、人数も大手より少ないので一人一人の会員の相談を親身になって受けやすいのです。
自分で何も決められない人にとってはオススメ
「私にはどんな人が合うんだろう?」正直、婚活をしているとまず条件から入る人が多いんです。しかし、本当に大切なのは「その人と結婚して長年生活する事ができるか」ではないでしょうか?
つい相手の条件にばかり心を奪われて失敗ばかりしている人こそ、結婚相談所の仲人型はオススメです。仲人さんは、客観的&成婚率の高い方へと相手を紹介してくれます。
まさに、
- どんな人と結婚していいかわからない
- いつも失敗を繰り返している人
にピッタリのサービスですね。
地域に密着した相談所が多い(地元の人と知り合える)
いくら会員数が多くても、遠方すぎる人と出会ってもしょうがないですよね。
結局、会員数が多いサービスだからといっても日本全国の会員数なので必ずしも「沢山の会員の中から選ぶ事ができる」というのは、ちょっと違うと思います。
できれば、
- 家から近い
- 交通の便が良い所に住んでいる
- 自分の職場に近い人
の方が縁談もまとまりやすいと思うんです。そういう意味でも、仲人型は地域に密着したサービスである(小規模)ので、自然と自宅から近い人と知り合う事ができます。
スタッフに任せられる
データマッチング型の場合、相手を探すこと、出会う際のセッティングなどを自分で行うことになりますが、仲人型の場合、自分で相手を探さなくとも、紹介書で結婚相談所側が相手を紹介してくれるシステムになっていますし、お見合いする際の店、時間なども決めてくれるところがほとんどです。
上記で「自分で決められない人にオススメ」と紹介していますが、この点いついても決められない方にとってはオススメのシステムかと思います。仕事で忙しかったりすると婚活がおろそかになってしまいがちですが、仲人型の場合、スタッフに任せることができるので、極端な話自分で何もせずに婚活を進めることも可能なのです。
もちろん、相手と会うこと、相手と話すこと、相手との相性は自分自身の問題になってきますが、それ以前のセッティングに関しては、任せることができるます。
お見合い時にスタッフが付き添ってくれる
消極的な方にオススメと上記で言いましたが、それにはもう1つ理由があります。その理由が「お見合い時にスタッフが付き添ってくれること」です。婚活に消極的な方の多くは、恋愛に関しても奥手な方が多く、男性、女性と話すことが苦手な方もいます。
そのような方にとって、お見合い時にスタッフが付き添ってくれるところもあり、会話中に話題を広げたり、話を振ったりと「お見合いの司会役」となってくれるので、会話をスムーズに進めることができるのです。
これは、データマッチング型にはないメリットですし、お互いのことを知っているスタッフが仲介役になってくれることで、自分の持ち味を出せる機会を作りやすくもなります。

仲人型結婚相談所のデメリットとは?
仲人型結婚相談所は、小規模・アットホームで手厚いサービスを受ける事ができるメリットがあります。しかし、もちろんデメリットもあります。
次は、仲人型結婚相談所のデメリットをご紹介します。
お金がデータマッチング型より高い
基本的に、データマッチング型よりも仲人型結婚相談所の方お金がかかります。データマッチング型の場合は、お見合い料がかからないケースもありますが、仲人型の場合はお見合い料が5千円~1万円ほどかかります。
成婚料も、データマッチングよりも高めですね。
実は筆者の友人も結婚相談所を運営していたのですが、会員が10人にも満たないのにかなり高額のお金を設定していた記憶です。ただ、必死になって毎日色々と奔走していたのでお金分の仕事はしていたのかもしれません。
お見合い参加者の服のコーディネートまでついていっていたりもしていました。(ただ、その時の状況をブログで全部報告して宣伝にするのはどうかと思いましたが)その分、仲介で手厚い相談を受ける事が出来ると思うしかないかもしれませんね。
仲人型の結婚相談所の料金の目安は以下の通りになります。
- パートナーエージェント:125,000円
- IBJメンバーズ:220,000円
- クラブオーツー:145,000円
初期費用だけでも10万円以上必要になってきますし、さらにハイクラスな仲人型に入会するとなると20万円〜30万円もの金額が必要な結婚相談所もあります。出会いたい人の質にこだわる場合、結婚相談所にある程度お金が必要だということは覚えておいてください。
関連記事結婚相談所でハイクラス婚活|婚活で人気の職種ランキング
お見合い料が高い→出会いが少ない
誰だって、タダで人と会えるなら沢山会うと思うんです。しかし、お見合い料で1万円も払うならそれなりの人を紹介してほしいものですよね?その為、仲人型の場合はお見合いそのものの数が少ないです。
また、それなりに条件が良くなければお見合いの話も来ないかもしれません。

しかし、ここは相談所の仲人の方に「こんな人がいいんだけど」と具体的に自分が結婚したい人の条件を伝えておきましょう。
時には厳しい事を言われる事もあるかもしれませんが、仲人型の結婚相談所のメリットは「お世話焼き」です。せっかく高い会費だって払っているのだから、その位のお世話焼きはやってもらいましょう。
また、仲人型は成婚料も高いので仲人が結婚させようと必死に動いてくれます。こっちだってお金を払っているのですから、自分の望むように仲人さんに動いてもらいましょう。
「余計なお世話・アドバイス」が必ずしも合っているとは限らない
また、仲人の中にはセンスの悪い人もいます。私が実際に婚活バスツアーで出会った女性は、結婚相談所のお兄さんのアドバイスを受けて変な服を着ていました。受けは悪かったですが、必死に一生懸命男性に自分の気持ちを素直に伝える姿に心を奪われている男性もいたように思います。

仲人型は成婚料も高いので、仲人も必死です。
男性があなたを気に入ったといえば「素敵な人がいらっしゃるの」と、強引に紹介しようとしてくる事だってあるかもしれません。おかしな恋愛カウンセラーなんていうサービスを併用している相談所もありますし、必ずしも仲人の意見が正しいとは限らないのです。
店舗が遠いと不便
仲人型の結婚相談所の中でも、データマッチング型のようにネットを利用して婚活するシステムを構築しているところ(ハイブリッド型の結婚相談所)であれば、店舗に通わなくてもある程度婚活することができますが、店舗でしか婚活することができないところもあります。
店舗でしか婚活ができない場合、もちろんその店舗に行かなければなりませんし、自分の家から遠方に結婚相談所の店舗がある場合、わざわざ通わないといけなくなります。タダでさへ、高額な料金を支払うことにプラスして交通費もかさむので、めんどくささと出費が重くのしかかってくるのです。
仲人型の場合、データマッチング型のように地方にまで展開していないところが多いので、通いながら婚活するとなると地方の方にとっては不利になる可能性もあります。
婚活パーティーや街コンをバックにして会員募集しているケースも
実は、アットホームを掲げる結婚相談所って街コンや婚活パーティーの会員募集のプロモーションをしている事があるんです。
これは、筆者の友人が結婚相談所を運営していたり街コン運営していたので良く知っているのですが、実は安い会費でパーティーに参加させるのはプロモーションの一環に過ぎなかったりするのです。
こういうタイプの仲介型相談所って、結構ブラックだったりするんです。
だって、何もしなくても人が集まるのであれば、わざわざそんなお金のかかるプロモーションなどしなくていいですからね。
またひどい時は、マルチ商法なんてのもバックについてたりします。結婚相談所にマルチがバックなんて、そんな事あるの?と思う人もいるかもしれませんが、比較的新しいサービス(若者が作った結婚相談所)の中にはネットワークビジネス関係が運営しているケースもあります。

安心という意味でも、昔ながらの仲介型相談所はオススメです。
ハイブリッド型結婚相談所の存在
大きく2つのタイプに分けられる結婚相談所は「データマッチング型」「仲人型」と分けられることが多いです。しかし、もう1つのタイプの結婚相談所が存在します。上記で「ハイブリッド型の結婚相談所」という言葉を言いましたが、実は結婚相談所にはデータマッチング型と仲人型の両タイプのサービスを提供している結婚相談所があるのです。
下記に「ハイブリッド型」と「完全仲人型」を分けましたので、参考にしていただければと思います。
- パートナーエージェント
- ツヴァイ
- IBJメンバーズ
- インフィニ
- フィオーレ
- クラブオーツー
- サンマリエ
- 誠心
- マリックス
- サンセリテ青山
- ステラ
仲人型と言われている結婚相談所の中には、ハイブリッド型のところも混ざっているので、利便性を重視しながら仲人型の結婚相談所を利用したいとお考えの方はハイブリッド型の結婚相談所がオススメです。
まとめ
仲人型の結婚相談所は、大手相談所よりも小規模・手厚いサービスを受けられます。しかし、お金がある程度かかる(お見合い料が高い・成婚料が大手の倍以上な所も)ケースも多く、会員数が増えにくいデメリットがあります。
しかし、人数が少ない分スタッフの方も一人一人に対して親身になってサービスを受ける事ができます。
例えば大手だと、服の相談まで聞いてくれる事はありませんが、知人が運営している仲人型の場合は参加者のお見合い時の服のコーデ・服選びまで面倒を見てくれていました。
成婚料も高い分、データマッチング型よりも成婚に向けて必死で動いてくれます。
ただ、お世話焼きの内容が必ずしも本当に合っているとは限らない事や、自分である程度動いて決めたい人には面倒なサービスかもしれません。
自分でどんな人が合うかわからない・お見合いでの会話内容やファッションの相談も受けたい人に、まさにオススメです!

りさ / 婚活マニア

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