結婚相談所のホームページには、成婚率やマッチング率の高さをウリにしているサービスも多いです。
最近では、マッチング率や成婚率の数値の高さで入会を決めたという会員も多いとか。
しかし、本当に結婚相談所のマッチング率と成婚率が高い所はサービスが手厚いのでしょうか?
実は、実際に入会している人から婚活時代に多くのカラクリを聞く事があったので、今回はそのカラクリも踏まえた上で結婚相談所のカラクリをご紹介します!
もくじ
マッチングやカップリング率は「あまりアテにならない」と思うべし!
まず、マッチング率は必ずしも恋人に繋がる縁や成婚率の事ではありません。
これはお互いプロフィールを見て「いいな」と思ってメッセージをするまでに至った事を指したり、数回デートした事を言ったりします。
しかし、結婚相談所では不特定多数の異性と同時進行してデートやお見合いをするので、マッチングは簡単だったりします。
カップリング率にも似たような事が言えますね。
出来れば、カップリングやマッチングよりも「1年以内の成婚率」を紹介している方が成婚度も高いかと思います。
特に、一年以内の成婚率に力を入れているのが「パートナーエージェント」ですね。
こちらは、電車の中や駅のホームでも広告を見る機会が増えている大手結婚相談所で、成婚に短期間で結びつけるためにスタッフが動いてくれる事で人気があります。
年収や年齢制限を会員に設ける事で、成婚出来やすい条件の人を選り好みしている
結婚相談所の男性会員は年収500万円以上、男女ともに年齢は40歳までと年齢制限を設けている結婚相談所も少なくありません。
つまり、最初から「成婚に結びつきやすい人」を寄せ集めしているため成婚率が高くなるのです。
これが条件指定のない婚活パーティーになると、誰でも参加できるので高卒や低年収の男性参加者がグッと増えます。
基本的に女性の参加費は少ないのですが、男性からの会費は高く取る事も多く、成婚率は公表しないケースが多いですね。
婚活パーティーでは、マッチング率(パーティーでカップルになる確率)をホームページに紹介する事が多いですが、これはパーティーでのカップルの話であって「カップルになってからどうするか」に関しては何のフォローもないので、あまりアテにしない方が良いですね。
他社サービスで成婚しても、成婚者に数える相談所も
結婚相談所に登録している会員の中には、他にも何社と掛け持ちして登録している人も多いです。
実際、相談所に入会している人はある程度お金を持っている事も多いので、入会金への投資にも抵抗がありません。
ただ、結婚相談所によっては他社の相談所で成婚しても「成婚者」としてカウントしてしまう相談所もあるそうです。
これでは、本当にホームページに掲載されている情報を信じていいのかわかりませんよね・・・。
成婚率の算出方法がおかしい
成婚率は「成婚者数÷会員数」で割り出されます。
しかし、この会員数の箇所は結婚相談所次第で違ったりするので比べようがないのです。
相談所によっては、日本全国すべての会員数にしている所もあるかもしれませんが、ある期間に登録していた会員数(数か月など)だと、グッと人数が減りますよね。
この会員数の欄が人数が少なければ少ないほど、成婚率が高くなります。
つまり、相談所は自由に成婚率を変える事ができるのです!
信頼できる相談所は、この成婚者数と会員数の計算式を全て公表している相談所ですね。
逆に計算式を公表していないで、成婚率が高い相談所は何らかのカラクリが裏であるのかもしれません。
成婚が「結婚の約束した」だけでカウントしている事も
結婚相談所の成婚数のカウント方法が
- 結婚の約束をした
- 婚前交渉をした
- 結婚を前提に、一緒に暮らす事になった
というケースも正直あります。
正直、男女が普通にデートを重ねていたら気分が盛り上がった時に婚前交渉だって起きる事も少なくないのではないでしょうか?
しかし、多くの結婚相談所では婚前交渉したら成婚と見なされる事が多いのが現状です。
合コンや婚活パーティー、街コンなどの婚活方法では「やり逃げ」する人が多いのが現状です。
理由は遊び人や既婚者が多いという理由もありますが、「実際に相手を抱いてみないとわからない」という人も少なくありません。
このご時世は、どんどん性に対しても合理的でフランクになってきています。
結婚相談所に登録している人が必ずしもみんな真面目な人ばかりとは限らないと思います。
美人でセクシーだけど、結婚は考えにくい女性と数回デートして女性から「今日は帰りたくない」と言われたら魔が刺す事だってあるのではないでしょうか?
中小企業の相談所に至っては「洗脳のような方法」で成婚させる事も
中小企業の相談所の場合は、必ずしもプロのカウンセラーばかりが仲人に入っていないので仲介が上手くない事もあります。
また、プチ起業のような主婦が洗脳のような形で無理やり成婚させて成婚率を上げるというスタンスの悪質なケースもあります。
実は、筆者が参加した婚活パーティーではプチ起業したバツイチの主婦がパーティー後に参加者女性を集めて結婚相談所入会セミナーを強制的に行ってきました。
女性は、時代遅れのトレンチコートにロングブーツ。
数年前のトレンディドラマのような恰好が何処か胡散臭く見えました。
実際に登録している会員をサクラで連れてきており、「この人が会員になって性格も明るくなりました」と、成婚とは関係ない話を延々と話してきました。
では、大手の相談所だと良いかどうかと言われると一概には言えません。
実は、大手相談所は広告宣伝費に多額の費用を投資しているケースが多くサービスに力を入れていない事が多いのです。
実際、多額のお金を払ったのに全然人を紹介してもらえないという声を何人かから聞いた覚えがあります。
そういう人が、婚活バスツアーや婚活パーティーに数人潜伏しているので、もし相談所の入会を検討しているならこういったイベントに参加している人に生の声を聞いてみると良いかもしれません。

まとめ
結婚相談所の成婚率は、必ずしも結婚に結びつくものばかりではありません。
合コンや街コンでは当たり前のように起きている婚前交渉も、結婚相談所では「成婚→退会」とみなされてしまいます。
男性は、悶々とした気持ちで相談所に登録している女性とデートを重ねているのかもしれませんね・・・。
また成婚率の計算方法は、各相談所によって異なります。
計算式を公表している相談所は良心的だと思いますが、ほぼ多くの相談所では計算式を大々的に公表していない事が多いです。(または、ものすごーく小さい文字で書いてあったりします)
その為、相談所に入会する時に成婚率で比較するのは難しいのかもしれませんね。
しかし、結婚相談所はお金がかかるけど効率が良いサービスが多いです。
「とにかく早く結婚したい」「色んな人と効率よく出会いたい」という人には、まさにピッタリなのではないでしょうか?
入会時には「成婚率が高いから私も結婚できるかも」というよりも、自身が成婚できるように自分自身をよく分析して磨いておく事が大切です。
「地域に密着している相談所だから、地元の人と出会える」とも限らず、時と場合によってはキラキラ起業の女性が洗脳のようなスタイルで強引に話を進めてくるというケースもあるので注意しましょう。
最近では、婚活パーティーに結婚相談所がバックに入っている所も増えており、パーティー後に強制的にセミナーに呼ばれて入会させられそうになるといった事も多いです。
相談所を選ぶ時は、ホームページの情報だけを鵜呑みするのではなく口コミサイトなども読んでおくとよいですね。
中には、サクラのような人の書き込みもありますがわざとらしい書き込みはすぐにわかるのではないでしょうか?


りさ / 婚活マニア

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