涙袋メイクは、かれこれ長い間流行が続いていて、もはや基本のメイクテクニックとも呼べる定番メイクになりつつあります。ですが、この涙袋メイクには難点があります。それは「崩れやすい!」ということ。目の下のメイクということもあり、どうしても数時間経つと崩れてきて気になる、というお悩みが多いのが涙袋メイクです。
今回は、もうメイク崩れに悩まなくて済むように、涙袋メイクを落ちにくくするコツを紹介したいと思います。
もくじ
なぜ涙袋メイクは特に崩れやすいのか
涙袋メイクは、下まぶたのメイクです。下まぶたが「パンダ目」になってしまうというのはよくある話で、このパンダ目というのは、マスカラやアイライナーが滲んでしまうことによって起こります。結果、全体的に下まぶたが黒くなってしまうことから「パンダ目」と言われているのです。
このパンダ目は、見た目に良くありません。パンダ目になるくらいなら、初めから下まぶたに化粧崩れが起きないように、アイライナーやマスカラを使わないでいた方がマシ、というくらいです。
この原因は、やはり皮脂や涙です。涙というと、「いや別に私泣いてないんだけど」と思ったかもしれませんが、人間の瞳は常にある一定の水分量を持っていますから、どうしてもその涙が下まぶたに触れてしまうことは避けられません。目薬を頻繁に使用する人はもっと崩れやすくなります。だからといって、ドライアイには勝てませんし、じゃあどうすればいいんだ!と思ってしまいますよね。
皮脂に関しても同じです。皮脂が全くない状態なんて、あり得ないわけです。ある程度の皮脂が常にある状態で、そこにメイクをするわけなので、これもどうしても崩れの原因となってしまいます。
涙袋メイクを崩れにくくする5つのコツ
では、どうすれば涙袋メイクを綺麗に保つことができるのでしょうか。この、落ちない涙袋メイクのコツを今から5つ紹介します。
【その①】メイク前の洗顔を念入りに行う
メイク前の洗顔、これはかなり重要なポイントです。なぜかというと、案外皆基本的に目元の保湿を就寝前にしっかりと行っているので、そのときに塗布したオイルやクリームの油分が残っていることが多いからです。この油分はメイク崩れの原因になります。
案外目の周りはメイクを落とすときには念入りに洗顔するものの、朝起きたときにはそれほど念入りに洗顔しない場所です。きちんと意識して、全ての油分を一度綺麗に落とし切ってしまうようにしてください。
【その②】お肌が完全に乾き、基礎化粧品が馴染んでからメイクスタート
洗顔後のお肌、皆さんきっと化粧水を塗り、そこから乳液や美容液でお肌を整えるでしょう。これはもちろん必要なプロセスです。ですが、ここで重要なのは、その直後にメイクを開始しないということ。これがとても大切で、もしもメイクを急いで開始してしまった場合、せっかくの化粧水や乳液の水分がまだ定着しておらず、どうしてもお肌がヌメヌメして湿っている状態のままメイクを重ねてしまうことになってしまうからです。
おすすめなのは、洗顔後お肌を整えたら、別のことをすることですね。
そうすることで、基礎化粧品がお肌になじみ、準備万端になります。肌が濡れていると感じたら、その時点でメイクをすることは避けましょう。

【その③】マスカラやアイライナーのチョイスを見直す
落ちにくい涙袋メイクについてのお話ではあるのですが、結局は下まぶたをいかにして綺麗な状態で保つかというお話です。そう考えると、マスカラやアイライナーのことにも触れておかなければなりません。なぜなら、下まぶたにメイク崩れが起こるほとんどの原因は、「下まつ毛のマスカラ」と「下まぶたのアイライン」が理由であるケースが多いからです。
今使用しているマスカラやアイライナー、どうでしょうか。それだけでもメイク崩れが起こってしまうようであれば、涙袋メイクに気を付ける以前の問題です。まずは、この2点を見直し、パンダ目になっていないかを確認しましょう。
関連記事初心者でも失敗しないおすすめのアイライナーの引き方7つのコツ
【その④】影を作った後にパウダーでプレスする
メイクの基本ですが、最後にパウダーで押さえるというのは、とても効果的です。ファンデーションにしても同じです。まず、しっかりメイクをしてハイライトやチークまで入れてしまい、全て仕上がった後にフェイスパウダー、プレストパウダーで押さえつけることで、その後の化粧崩れを防ぎます。
涙袋メイクも同じことです。涙袋の影を作って、涙袋の部分をパールのシャドウで作りこんで仕上げることが多いと思うのですが、その後にさらにパウダープレスする、という行程を入れてみてください。もちろん、下まぶたという狭い範囲ですので、慣れないとやりづらいかもしれませんが、これをやるのとやらないのとでは、持ちが違います。
【その⑤】影を作るのをやめてみる
極端な話、涙袋メイクが崩れるのが気になるのなら、涙袋メイクをしなければ良いのです。ですが、それだと解決にはなりませんよね。涙袋メイクをしても、崩れないように仕上げるというのがゴールなのですから。となると、ここでひとつの方法として、涙袋の影の部分を作るのをやめるという方法があります。
涙袋メイクは、影の部分に暗い色味のシャドウやライナーを使用するため、ここが崩れると目立つ部分です。逆に言えば、これをやめてしまえばそうそう崩れることもありません。ですから、涙袋のやり方を変えてみるというのはとても理にかなっています。影を作らない涙袋メイクを取り入れてみるのはいかがでしょうか。
つまり、涙袋のふくらみの部分のメイクのみで、影は作らないのです。これでも涙袋メイクは完成します。少し控えめにはなりますが、それでもしっかり涙袋に見せることができて、ナチュラルで可愛らしい印象に仕上がるでしょう。

まとめ
涙袋メイクは人気のメイク方法ですが、それと同時に崩れやすいのが悩みですよね。せっかくのメイクも崩れてしまうくらいならしない方がいいと言っても過言ではありません。ですが、メイクが崩れるのには理由が必ずあります。ここで紹介した5つのコツを意識してメイクをしてみてください。きっとあなたの涙袋メイクは、もう崩れ知らず!いつも「落ちていないかな」とびくびくしていたのが嘘のようになるはずですよ!
メイクはとても面白く、奥が深いですよね。メイクに関して正しい知識を付け、自分に合ったメイクを選ぶことが大切です。自分に合う涙袋メイクを見つけ、それが何時間たっても落ちないように、ポイントを押さえておきましょう!

まゆ / 元ブライダルプランナー

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