初めての同棲は不安がいっぱいですよね?
物件を決めて二人で家具を揃えて引越し業者を選んで・・・。
引越し前や引越しが終わったらすぐに様々な手続きをしなければなりません。
中でも世帯主や住民票については様々な疑問が出てくるのではないでしょうか。
初めて同棲をするカップルのために、世帯主や住民票についてご説明いたします!
もくじ
個々を世帯主として登録することができる
同棲の世帯主を決める上で一番おすすめなのは、彼氏、彼女がそれぞれ世帯主となる方法です。
転入届を提出する際に、二人共が世帯主として提出します。
それぞれにしっかり収入があり、また当分結婚する予定もないというカップルの場合はこの方法が一番トラブルも少なく済ませることができるでしょう。
世帯主を彼氏、彼女のどちらかだけにしてしまうと、職場などで住民票の提出を求められたときに自分ではない人が世帯主になっていることがバレてしまいます。
あとから後悔しないためにも、あらかじめ世帯主は別々に登録することをおすすめします。
部屋の契約と世帯主が違ってもOK
部屋を契約した際に彼氏の名前で契約したから「世帯主は彼氏になるのでは?」と思っている女性も多いですよね。
しかし、部屋を契約したのが彼氏であっても、彼女も世帯主になることは可能です。
不動産会社との契約と世帯主はまた別の問題ですので、安心して役所に世帯主の届けを出しましょう。
彼氏に世帯主になってもらう場合
結婚する予定で同棲を始めたという方は、彼氏に世帯主になってもらうという人も多いでしょう。
その場合、彼女は「同居人」として登録することになります。
このときの続柄は「同居人」もしくは「未届の妻」となります。
まだ結婚していなくても、思わぬところでドキドキしてしまいそうですね。
このまま結婚することになり婚姻届を提出すると、「未届の妻」から「妻」に書き換えられます。
同棲を解消することになった場合
万が一同棲をしたのに別れてしまい、同棲を解消することになった場合はどうなるか気になりますよね?
お互いに同じ市内に移り住む場合は、住民票の同居人の欄に訂正の線が引かれます。
そのため、同居していたということが一目瞭然に。
一方でどちらかが市外に転居する場合は、その市で新しく住民票を作ることになるため、お互いの名前が残ることはありません。
また、住民票と戸籍は別のものになります。
同棲をして解消してしまったからといって戸籍に傷がつくことはありませんのでご安心を。

同棲の場合転入届は出さないといけない?
彼が世帯主になってくれた場合「彼女は別に転入届を出さなくてもいいのでは?」と思ってしまいますよね?
転入に関する手続きは何かと面倒なので、しなくていいなら避けたいところ。
ですが、転入届を提出せずに同棲をすることは可能なのか。
結論から言えば、転入届を提出しなくても同棲をすることは可能です。
また、書類などが元の住所、実家の住所に届いてしまうため、何かと不便を感じることも多いでしょう。
彼氏が世帯主となっている部屋が一人暮らし用の部屋の場合は同棲をするのは契約違反となります。
あらかじめ不動産業者に同棲は可能なのか確認し、同棲向けの物件を紹介してもらうようにお願いしておきましょう。
結婚を考えているのなら住民票を移そう
「様々な手続きに加えて住民票を移すともなると頭がパンクしそう!」と後回しにしてしまいがちですが、将来結婚を考えている真剣な同棲ならば、住民票は移しておくことをおすすめします。
住民票を移すことでどのような変化があるのか、さっそくチェックしてみましょう。
住民票を移すことのメリット
ここからは住民票を移すことのメリットをご紹介いたします。
住民票を移すことで得られるメリットとして、まずは引越し先の行政サービスを受けられるという点があります。
- 図書館
- 体育館
- スポーツ施設
など、その地域が運営しているものを利用することもできますよ。
また、役所やその地域からのお知らせ、選挙の投票用紙なども受け取ることができます。
さらに住民票を彼と一緒にすることで「内縁」の関係になります。
「内縁の妻」という言葉を聞いたこともありますよね。
この内縁関係になると、社会保険などで相手の扶養に入ることも可能になるケースも。

住民票を移すことのデメリット
住民票を移すことで得られるのはメリットだけではありません。
いくつかのデメリットもあらかじめきちんと確認しておき、万が一のときに慌てないようにしましょう。
住民票を移すことで起こるデメリットの一つに、選挙権が一定期間なくなるというものがあります。
とは言っても選挙に参加したいから住民票をそのままにしておく、というのはマナー違反ですので、
- 同棲を延期するか
- 選挙を諦めるか
どちらかを選ばなくてはなりません。
また、万が一同棲をして別れてしまった場合は、もう一度住民票を移す必要が出てきます。
住民票を移さないとどうなる?
住民票を移さないままにしておくと、様々なシーンで不便を感じる可能性があります。
例えば、確定申告をする必要のあるお仕事をされている方の場合。
確定申告は住民票がある住所の管轄で行わなければなりません。
今の住所と住民票に書かれている住所が遠い場合は、確定申告のためだけに長時間移動し、毎回交通費を支払うなどの負担になってしまいます。
さらに、選挙には住民票のある地域でしか参加することはできません。
新しい住所で選挙に参加しようとしても選挙権がありませんので、その選挙には参加できなくなってしまうのです。
- 積極的に選挙に参加したい
- 新しい住所で応援したい候補者がいる
という場合は、住民票を現在の住所に早めに移しておきましょう。
同棲の世帯主を決めてスムーズに手続きを!
同棲をする際に何かと疑問が出てくる世帯主や住民票の問題について詳しくご紹介いたしました。
世帯主はどちらか一方だけがなれるのではなく、個別で登録することが可能です。
- まだ結婚する予定がない
- 会社などの同棲していることを知られたくない
- 別れてしまったあと住民票に名前が残るのが嫌
など、様々な用途、考え方に沿ってぴったりの方法を見つけていきましょう。
転入届を出さない、住民票を移さないことで生活に様々な不便が出てくることもあるので、漏れのないように気をつけてくださいね。

さやか / 恋愛経験豊富女子

最新記事 by さやか / 恋愛経験豊富女子 (全て見る)
- 彼氏が自分を好きなのか好きじゃない?【不安なときの対処法】 - 2020年5月10日
- 付き合う前のダブルデートにおすすめの場所5選! - 2020年4月23日
- ダブルデートに誘われたけど行きたくない!【うまく断る方法】 - 2020年4月14日