旦那が子育ての大変さを理解しようとしない、手伝おうとしてくれない、などの理由でイライラが募るケースは珍しくありません。子育てに非協力的な旦那をどうにかしたくてもがき苦しむ女性たちは、さらにその状況を悪化させてしまうことも多いものです。
今回は、子育てに協力してくれない旦那へのイライラを解消するための方法について紹介します。
子育てに非協力的な旦那にイライラする理由を考える
子育てをしていて、旦那が非協力的だと感じると、そのことがストレスになり毎日をイライラして過ごしてしまうことになりがちです。しかし、なぜそれほどまでにイライラが募るのでしょう。問題を解決するためには、その理由を徹底的に分析する必要があります。
ここでは、まず子育てに非協力的な旦那にイライラしてしまう主な3つの理由について解説します。
イライラポイント① 子育てを頑張る自分の努力を認めてもらえていないから
子育ては大変です。仕事ならスタートと終わりが明確ですが、子育ては毎日エンドレスに続いているものです。子育てを完全にお休みする1日など存在せず、「休日」をゆっくり過ごすこともできなくなるのが子育てに徹するママたちです。
旦那が子育てに非協力的だとイライラしてしまう理由の一つに、「自分が頑張っていることが認められない」という点があります。人はいくつになっても「すごいね、頑張ってるね」という、いわゆる「ねぎらいの言葉」に救われる部分が大きいです。これがなければ「私は頑張っているのに、誰にも認めてもらえていない」というネガティブな感情がどんどん膨らんでしまいます。
子育てを褒めることができるのは、一緒に生活する旦那以外にあり得ません。というよりも、旦那から褒められなければ、あまり大きな意味を持たないというのがより正確な言い方ですね。他人に褒められるのと、旦那に褒められるのとでは重みが違います。
イライラポイント② 二人の子供なのに他人事のようにふるまう旦那の態度が悲しいから
子供はあなただけの子供ではなく、旦那との間にできた愛の結晶です。子供を育てるのは両親の仕事であり、二人で育てるからこそ子供は親から多くを学ぶことができます。
旦那が子育てに非協力的な姿勢を見せることで、あなたはなんとなく「子育ては私だけでやっている」という感覚を覚えるようになるでしょう。そしてその感覚はやがて「虚しさ」や「悲しさ」に繋がっていきます。
なぜなら、子育ては一緒にするのが正解であり、他人事のように旦那が振る舞うことが気に入らないのです。毎日外で忙しく仕事をする旦那が大変なのは理解できていても、少しくらいは二人の子供の子育てに関して旦那にも興味を持ってもらいたいのがあなたの本音でしょう。
「一緒に子育てをしている実感」が感じられなくて寂しいと感じること、そしてその寂しさは日々の不満となりイライラに発展してしまいます。
イライラポイント③ 旦那の仕事よりも子育ての方が圧倒的に楽だと思われている気がするから
旦那の仕事がものすごく大変であっても、子育ての方が圧倒的に楽だということではありません。ですが、毎日旦那の様子を見ていると、「外で働くことがものすごく大変でストレスの溜まること、家の中で子育てすることの比ではない」と言われているような気持ちになることもあるのではないでしょうか。
実際に旦那がそうはっきりと発言しなくとも、旦那の態度から「子育ては大変じゃない」と思われていると感じてしまうことでストレスにつながることも多いです。もちろん単なる思い込みである可能性もありますし、旦那の方も口にしないだけで感謝している可能性はあります。
しかし、旦那が子育てに非協力であるということから、「旦那にとって子育ては私一人でも十分にできる程度の仕事」だと思われていると感じてしまうのは自然なことです。こうなってしまっては、日々の苦労が報われず、疲れとストレスでイライラしてしまっても無理はありません。
子育てに非協力的な旦那に「口出し」は厳禁!
男性は「人から否定されること」に対して非常に敏感です。
「あなたのこういうところはダメだと思う」
「もっとあなたがこうしてくれないと困る」
など、否定的な言葉をたくさん散りばめて意見すると、途端に心を閉ざしてしまうかもしれません。
なぜなら、このようなものの言い方は、内容がどうであれ「リクエスト」ではなく「口出し」になってしまうからです。男性は口出しばかりしてくる女性を何としてでも黙らせようとしてしまいます。だからこそ、女性が怒鳴り散らすと男性は家を飛び出したり、部屋に閉じこもって出てこなくなったり、とにかく自分の殻に閉じこもろうとすることが多いのです。
何かをお願いするときには「口出し」は厳禁です。ですが、ご安心ください。あなたが旦那を嫌な気持ちにすることなく、子育てに協力的になってもらうようリクエストする方法はあります。
男性は単純!「感謝」と「尊敬」を表すことで子育てに協力的なイクメンに!
基本的に、男性はとても単純です。怒鳴られれば嫌がりますし、褒められれば調子に乗るくらいに喜びます。この単純さを逆手に取ることで、子育てに非協力的な旦那をも変えることができます。
ここでその具体的な3つの方法を紹介します。
方法① 「ありがとう」と感謝の気持ちを何度も伝えて笑顔を見せる
女性からのありがとうの言葉を喜ばない男性はいません!何か小さなことでも子育てに関して旦那が手伝ってくれたときには、当たり前ですが感謝の気持ちを伝えましょう。
あなたにとってみれば些細なことかもしれません。ですが、これまで子育てに非協力的だった旦那にとってみればその些細なことでも「日頃することがない新しいこと」なのです。
「たまにやってくれたくらいじゃ喜ばないわよ」というような態度を見せるのではなく、「助かる!ありがとうね」と満面の笑顔を見せる方が旦那も気分は良いはずです。
方法② 「すごい!」と大袈裟に驚いて尊敬していることを分かりやすく伝える
旦那に何かを頼んで手伝ってもらったとして、それをやってくれるのはあなたからしてみれば当たり前かもしれません。日頃のイライラを引きずっていると、なかなか相手を褒めることができないものです。でも、褒めることで相手のモチベーションを簡単に上げることができるなら、ちょっとくらい大袈裟に褒めても損はしませんよね。
方法③ 「私よりパパの方がいいみたいね」とときに自分を卑下して旦那を称える
この方法はとっても効果が高いので絶対に試して欲しいです。普段子育てに非協力的な旦那なら、子供をお風呂に入れたり食事を食べさせたりという基本的な子育てのルーティーンに関わることがほぼなかったのではないでしょうか。
旦那が初めてその類のことを手伝ってくれたときには、「私よりもあなたの方が上手」と言う意味合いを込めて褒めるのです。
こう言われると、たまにしか子育てに参加しなかった旦那でも、「僕の方が上手にできているのか」と感じることができます。そして「上手くやれた」ということが旦那のやる気につながり、次の食事も勝手に手伝うようになってくれるのです。
頼み込まずに旦那を子育てにもっと参加させる効果的な方法として、覚えておいてくださいね!
まとめ
旦那が子育てに対して非協力でイライラが止まらない、という女性は非常に多いです。イライラするとどうしてもそのイライラが言葉や態度に出てしまい、旦那に優しく何かを頼もうにもなかなか上手く行きません。
子育てにもっと積極的になってもらうためには、イライラをぐっとこらえ「明るく笑顔で」旦那に接することが結果的に近道になります。
旦那は褒められて感謝されれば、俄然子育てにだってやる気を見せてくれるはずです。「それはダメよ!」と口出しするのではなく、褒めて育てることでいくらでも今の状況を変えることができますよ。子育てだけでなく、旦那もうまく育てましょう。そうすることで、日頃のストレスやイライラから解放され、結婚生活がよりハッピーなものになるに違いありません!
りさ / 婚活マニア
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